38.まるで呪文のよう ページ38
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今いた8階からテヒョンのいる3階へ移動しようと、エレベーターの方へと歩き始めたと同時に視界に入ったジミンの姿。
JM「あ、A!テヒョン見てない?」
「…ジミンお疲れ。どうかしたの?」
JM「いや、急ぎで伝えたいことがあって…」
「そうなんだ、実は私テヒョンに呼ばれてて…」
そう伝えれば、僕も一緒に行っていい?って言われて頷いた。
ジョングクくんの発表後、連絡を何回かくれて心配してくれていたジミン。
「ありがとね、ジミン。心配してくれて」
ちょっと恥ずかしいけど、隣を歩くジミンにそう伝えた。
JM「なに急に。僕らの仲じゃん。」
「ごめんね、黙ってて。」
JM「何か理由があるんでしょ?」
「…それはそうなんだけど。」
JM「僕はジョングクとAが一緒になってくれるの嬉しいよ。
ジョングクはさ、真面目で負けず嫌いなとこあるけど、誰よりも優しいんだ。」
「…そうなんだ。」
それはなんとなく分かる気がした。
出会ったときの印象は確かに良くなかったけど、今は優しい人だなって思うから。
まぁ末っ子感強めだけど。
JM「だから、心配しなくてもAはきっとジョングクを好きになるよ。」
好きになる…。
「もぉ、なにそれ。」
JM「ごめんごめん。こんなマジな話やめよ。」
まるで私たちの関係が見透かされているみたい。
なんとなくジミンには気付かれてる気がした。
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チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー!続き気になります。更新はする予定ですか? (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:uz | 作成日時:2020年12月17日 11時