37.Xmasなのに ページ37
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今日はクリスマスってこともあって、出演者はみんな赤やら緑やらクリスマスにちなんだ衣装が多かった。
私もオープニングではトナカイのカチューシャを付けて出演した。
チラッとBTSの方を見れば、プレゼント箱のようなものを持ってキラキラしたアイドルスマイルを放っていた。
現場はいま世間を騒がせてるアイドルと歌手が昨日の今日で共演するとなって、緊張感が漂っていた。
《1、2、3、本番入りまーす》
カメラにツーショットで抜かないようにと事務所が指示していたこともあって、私は右側の一番端で、彼らは反対の端に並んだ。
その後も順調に生放送を終えて、控え室に戻る。
ジョングクくんはマネオンニに言われた通り、生放送中一度も私の方を見ることはなかった。
司会の方も、一緒になった他の歌手たちも
一切喋ることすらない私と彼の状況を察してなのか
事前に通告されていたからなのかは分からないけど、私たちの話題に触れることはなかった。
「ふぅー、疲れたぁ」
Mg「お疲れ様。乗り切ったね。」
「空気が張り詰めすぎて…生放送はキツいね。」
Mg「帰りは彼と一緒?」
「一度宿舎に寄るって言ってたから、別々かな。」
そう言って、着替えを済ませて
連絡が来てるか確認しようとスマホを開けば
『終わったら、3階の会議室で待ってる』
ジョングクくんではなく、さっき話したいって言っていたテヒョンからカトクが届いていた。
『分かった』
とだけ一言返して、着替えて控え室を出た。
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チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー!続き気になります。更新はする予定ですか? (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:uz | 作成日時:2020年12月17日 11時