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31.余裕なんてなくて ページ31

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JK「それでなんだけど、着替え上だけ無くて…大きめのTシャツとかあったら助かるんだけど…」

「ああ…それならあるかも!」


JK「ふっ。笑」



ん?今、鼻で笑った?

いや、笑われた?



JK「大丈夫だって。僕ここで寝るから。」


とソファーを指差すジョングクくん。



「べっ、別に気にしてないから。」



またしても顔に出てたのかと思うと恥ずかしすぎる。


もうお願いだから、私の思考を読まないで。泣



先にシャワー借りていい?と言われて彼をバスルームへ案内する。



彼がお風呂の間、なんだか落ち着かなくて


テレビをつければニュース番組くらいしか放送されてなかった。

その中でもやっぱり芸能ニュースでは私達のことが長く報道されていた。



街中の声だったり、芸能リポーターのコメント。


みんなが寝耳に水だって発言が多い。


そりゃあそうだよね。

だって交際0日だし、この結婚もお互いの利害関係の上に成り立ってるなんて誰も知らない。



世間がこんなこと知ったらって…想像しただけで怖くて身震いした。



JK「どうしたの?寒い?」



それをお風呂から上がってすぐのジョングクくんに、タイミング悪くも見られてしまったのだけれど…

そんなことより



「ちょっと、服は?服着てよ!」

JK「だって身体熱いから。」




タオルで雑に髪を拭きながら、上半身裸の彼が姿を現した。


目のやり場に困るんですけど!


仕方なく近くにあったクッションで顔を隠してみるけど、ほいっとあっけなく奪われておでこに彼の手が触れる。



「え、なに?」

JK「もしかして熱あるのかなって」



それより顔が近すぎるんですけど!


お風呂上がりのちょっと火照った顔と濡れた髪が絶妙に色っぽくて。



「…っ、熱なんてないから。私もお風呂っ」



そう言って、逃げるようにバスルームへと移動した。


私、いったいどうしちゃったんだろ。




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設定タグ:BTS , ジョングク , グク   
作品ジャンル:恋愛
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チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー!続き気になります。更新はする予定ですか? (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:uz | 作成日時:2020年12月17日 11時

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