22.許してくれますか【JK】 ページ22
.
記事の件について事実確認ってやつで社長室に呼ばれて入る。
嘘はつかずに、正直に結婚したいことを伝えた。
それが本気なことも伝えたけど、Aヌナの事務所は韓国の中でも大手で、迷惑かけれないらしく。
うちの事務所としては、公には出したくないみたいで、密会の件も否定しろって言われた。
納得いかないまま、社長室を出ればジニヒョンが待っていた。
JN「大丈夫か?」
そう言って、優しく笑って心配してくれる。
こんなとき、ジニヒョンは優しくてやっぱり最年長なんだなって思う。
いつも年寄りだってからかってごめん。
「分かってもらえなかった。」
JN「急だったからな。みんなビックリしてるんだよ。ジョングクは理由もなく突然そんなこと言わないだろ。」
そう言って肩を叩くジニヒョンに対して罪悪感が押し寄せた。
僕は自分のためにヌナと約束をしてた。
こんな形で公の場に出てしまうのは僕だって不本意だけど
後先のこと考えてなかったのは自分で、本当に最低だ。
さらには、今後の自分の行動次第では
グループの今後を左右するようなことにもなりかねないっていうのに。
自分の気持ちを押し殺すのはもう嫌で。
どうにかして拒否したいのと、それが良くないことだってことも分かってて、その狭間で苦しんでる。
なにが正解かなんて、グループのこともAヌナのことも考えれば、分かるのに。
「わがままな僕を許して、ヒョン」
JN「…ジョングク。」
どうすれば、何も失わずに何かを手に入れることが出来るんだろう。
それが無理なことは分かってるのに。
.
1234人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー!続き気になります。更新はする予定ですか? (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:uz | 作成日時:2020年12月17日 11時