前世 ページ21
〜プロイセンside〜
…俺が初めてあいつに会ったのは、
ハンガリーがオーストリアの家に行き、
あまり顔を見なくなってからだった。
その頃俺は、どんどん勢力を伸ばしていっていた。
さすが俺様！！☆←
女と関わりを持ってはいけない、
なんていう変な決まり？ももう忘れられていた。
ある時、俺は小さな国を見つけた。
小さなといっても、
そいつは体が少し小さいだけで、
俺くらいの年の女だった。
1人な様で、
俺様と合いそうじゃん！☆
ってことで、俺はそいつ植民地にした訳だ。
英「かなり適当な説明だな。;」
普「うるせぇ;、黙って聞け;。」
そいつをシュテルネンハオフェン公国、
人名はAと名付け、ドイツと一緒に3人で暮らした。
まあドイツは小さすぎて覚えてなかったようだがな。
Aは、いつも明るい笑顔を絶やさず、
桃色の髪も、性格も、今と全く同じだった。
あまりにそのままだったので、
このあいだあった時は驚愕して言葉も出なかった程だ。
あいつは俺のことを慕ってくれ、
俺は気づいたらあいつのかわいいところに
ぞっこんだった。
あいつの規模は本当に小さく、よく風邪をひいていた。
なのにあの馬鹿、
そこまで軍事力もないくせに、
俺が戦争で負けそうになった時駆けつけて奮闘してよ、
俺は勝てたが、
…当然あいつは消えることになった。
昔の普「っっアホ…！なんで来んだよ！
お前なんかすぐ消えるに決まってんのにっ…」
前世のA「…プロイセン…、私やっぱりまだまだだなぁ。
私…プロイセンの役に立てた…？」
昔の普「何言ってんだよっ…、
俺はお前がいなきゃ…
俺、ずっと、ずっとお前のことがっ……す、」
キラキラと黄金の砂になっていくAを抱きかかえながら、
今までずっと秘めていた想いを伝えようとしたのに
声が出なかった。
昔の普「っっす、;
(今言わなきゃ、今じゃなきゃもうっ…！)」
前世のA「…プロイセン
その話…、今度聞かせて…？」
昔の普「今度って…、」
前世のA「約束よ…？」
昔の普「っっああ…」
指切りをして、最後の消える瞬間、
声さえ聞き取れなかったが、
確かに微笑んだ彼女の口が動いた。
“またいつか”
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星屑(ほしくず)のドイツ語
シュテルネンハオフェン
Sternenhaufen
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まふん - 湖のシーンはやぶうち先生の漫画のパクリですか。気付かれないとでも思ったら大間違いですよ。 (2015年7月7日 2時) (
レス) id: 22039c10b9 (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - 麗弥さん<ごめんなさいコメント届いてたの今知りました！汗汗ありがとうございます！憧れの麗弥さんにそんなこと言って貰えるなんて…泣 楽しんでいただけているのなら幸せです。私も麗弥さんのこと応援しています！ (2015年3月22日 17時) (レス) id: 1c2b150ce8 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜麗弥(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！イギリス、めっちゃ格好いいです!!応援してます!! (2015年1月28日 21時) (レス) id: c44e0e362e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青蝶 | 作成日時：2014年11月30日 1時
