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赤い仮面団   ↓ ページ39

本当に珍しい。

黒木君が集合をかけるなんて。


よっぽどの事があったんだ、きっと。

私は喜ぶのと同時に緊張した。


だって、たぶん、遥さんのことだもの。


黒「白糸遥について、分かった事がある。」


ゴックン!



黒「白糸遥が赤い仮面団に入った。」


目を見開き、一瞬の沈黙。


若「どういうことだ!?」

黒「詳しい事は分からない。」


上「確かか、その情報。」

黒「あぁ。信用できるぜ。」


翼「赤い仮面団って言ったら砂原でしょ。」

小「アーヤ、電話してみてくれない?」


私は頷いて、黒木君が差し出してくれたスマホを手に取った。



砂「はい。」


緊張で喉が干上がってしまった。

必死に声を絞り出す。


彩「た、ちばな、です。」

砂「…マジで?お前の声聞けてめっちゃ嬉しい!」


どう返したら良いか分からない。


砂「お前は俺の声、聞きたかった訳じゃないよな。黒木のスマホからだし。kz、いるんだろ。」

彩「うん。」

砂「即答、まあまあ傷つくぜ。」


フフって二人で笑う。


若「話、進まねー!」


強引に若武が私からスマホを奪い取った。


若「若武だ。」

砂「俺の姫が…。で、用件は?」

若「赤い仮面団に新しく入っただろ。白糸遥っつー奴。」


砂原はしばらく黙っていた。

言って良いのか迷っているようだった。


砂「・・・新しい奴は入った。だけど、白糸遥じゃねぇ。」

若「じゃ、誰だよ。」

砂「ミライだ。ミライ。イタリア語しゃべってる。」

若「サンキュ。」






翼「ミライ………」



忍「偽名、とか?」

上「その線イイんじゃね?」

小「証拠は…?」


忍「砂原に頼んでミライの画像、送ってもらうんだ。」









後日、砂原に送ってもらった写真は。



髪型も、目の色も。






遥さんと全く違った。



kzの結論は、遥さんとミライは別人、という事になった。

写真   ↓→←遥さん 彩side↓


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由希 - 番外編書いてください!面白い!気になります! (2022年4月8日 11時) (レス) @page49 id: 2f26b28cc8 (このIDを非表示/違反報告)
アーヤ(プロフ) - 番外編、是非書いてください!楽しみにしてます! (2020年4月24日 15時) (レス) id: d619466f82 (このIDを非表示/違反報告)
マライア雨 - 元ゆきです。番外編、書いてほしいです!もちろん、時間があれば、ですけど (2019年10月26日 20時) (レス) id: 74a3dbf8fd (このIDを非表示/違反報告)
花桜L - ゆきさん» 3DS、PCが対応していないんですよ…トホホ… (2019年9月16日 12時) (レス) id: 4c799f114d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - あの、遥さんのイメ画なんですけど、ゆる女子メーカーで作ったら良いと思います!結構可愛いのができますよ(*´ω`*) (2019年9月9日 14時) (レス) id: 74a3dbf8fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花桜L | 作者ホームページ:http://uranai:nosv.org/u.php/hp/elu  
作成日時:2019年4月21日 8時

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