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「そういえばこのケーキAちゃんをイメージして作ったですよ!」
「え、そうなんですか!?わ、私なんてこんなに可愛いくないですよ!?」
私なんて飴玉の包み紙になれるかなれないかレベルだよ…いや、それ以下だな
「Aちゃんは可愛いよ」
「え?」
「Aちゃんは充分可愛いです。」
は、初めて可愛いだなんて言われた
「あ、でもAちゃんが僕が作ったケーキを見てる姿はもっともっと好きです!」
「テ、テヒョンさん」
なんだかそんなにも好きだなんて言われると小っ恥ずかしい
「テヒョンさんじゃなくてテヒョンって呼んでよ 僕達もう初めましてじゃないでしょ?」
「テヒョン…いやでもいきなり呼び捨ては馴れ馴れしいのでテヒョンくんって読んでも良いですか?」
「ん〜まぁ、Aちゃんがそれで良いなら。あ、あと‘です’とか‘ます’もお互い禁止にしよ?」
「はい…じゃなくてうん!」
そしてたわいもない話をして私は帰ることにした
最後にテヒョンくんが
「Aちゃん!また明日!」
と言ってきたので
「うん!また明日」
と返した。
帰り道、また明日も会えるのかと思うと胸が高鳴る気がした
さっきまで一緒にいたのにもう寂しく感じてしまう
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作者名:マリ | 作成日時:2019年3月15日 0時