困惑の末 ページ7
A「…っへ、あ…っぇ…？」
rb「A？…？」
A「っろぼろ、さ…っ」
足が震えて、力が入らない。
rb「ど、どないしたんや…？！」
ロボロさんには見えていなかったのだろう。
一瞬だが見えた。ゾムが女の人と笑って、会話をしているところを。
A「わ、わたし、ぅえっ」
……なんで、なんで私泣いてるの…？
ぼろぼろと涙が。
不意に出る涙とは違う、なにか。
ゾムは私のこと、探してなかった……？
もう私のことはどうでも…？
しょうがな…い？私が勝手に出てい、って…、
だからゾムは私に呆れて…………？
A「っ、ど、しよ、…っう」
私、もうゾムの事、忘れたい、のに。
自分から逃げ出した、のに。
なんでこんなに悲しいの……？
A「っあぅ…」
rb「A…！しっかりせえ…！！」
A「っ、…ろぼろさ、ん…っ」
肩を掴まれる。
A「っう…ｯ」
rb「っわ…！？」
私は今すぐそこから逃げ出したくてロボロさんの腕を引っ張ってロボロさんの家に走った。
A「は、ぁっ、…はぁっ……っう…」
走って家に入り、ベッドの上で布団にくるまった。
全部から、遮断したい。
rb「A……？」
しばらくしてロボロさんの声が聞こえた。
A「…っごめん、なさ…いっ…ごめんなさ、いっ」
誰に向けての謝罪か、よく分からない。
なのに言葉が溢れてくる。
明らかに精神はすり減っていた。
A「ごめ、なさ……ごめん、なさぃ…っ」
rb「A、どないして……」
ぱさりと布団を取られる。
rb「なんで急に……大丈夫か…？」
A「っ…」
ロボロさんの顔を見て、もう何も考えられなくなった。
A「…ろぼろさ、ぁん……ｯ」
私はロボロさんに抱きついた。
rb「うぉっ…、……どしたん」
ロボロさんは私の頭を撫でて優しく問いかけた。
落ち着く香り。
A「…っも、う……やだ…っ」
rb「何がいやなん…？」
A「…っ、…れた、い」
rb「ん…？」
言ったら現実になるだろうか。
都合良く、なって”くれる” だろうか。
A「……ゾムのこと、忘れたい……っ」
ーーー
あれ、シリアスや
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まる麺 - 面白いです！更新頑張ってください！ (7月25日 23時) (
レス) @page34 id: 81fa0833c9 (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ちしすぎのマリアナ@ちょい多忙(プロフ) - 烏丸さん» なるほど…！そう解釈していただけて良かったです☺️✨✨応援ありがとうございます〜！！！！ (7月8日 23時) (レス) id: 2e58135b7e (このIDを非表示/違反報告)
烏丸 - わー、自分はブレスレットを紐に通して首にかけてるのかな？と思ってました…死ネタ悲しいですけど好きです…！夢主ちゃん強く生きろ…！応援してます！ (7月6日 18時) (レス) @page32 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ちしすぎのマリアナ@ちょい多忙(プロフ) - BalloonFlowerさん» わぁ！！すごく細かい所まで読んでいただけてる……とても嬉しいです( ；∀；)✨✨お気遣い感謝です！！応援ありがとうございますー！！！！頑張ります！ᕦ(ò_óˇ)ᕤ✨✨✨ (2023年5月10日 17時) (レス) @page29 id: 2e58135b7e (このIDを非表示/違反報告)
BalloonFlower(プロフ) - 初コメ失礼いたします。夢主ちゃんの成長と心情変化そしてシチュエーションが良すぎて引き込まれていきました。季節の変わり目、お体にお気を付けください。更新を心待ちにしております。応援しています。長文失礼しました。 (2023年5月5日 20時) (レス) @page28 id: 1c195c76a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリアナ | 作成日時：2022年9月10日 20時
