また？ zmside ページ4
zm side
Aが、いなくなった。
ショッピくんが仮説を立てた瞬間からAはおかしくなっとった。
……なんで俺はあの時動けへんかったんや？
zm「A！！A！！！！」
もうすっかり暗くなった街をAの名前を呼びながら走る。
zm「…っくそ…！！」
俺はまた、またあいつを見失うんか？
zm「…やっと、……やっと会えたんに…！」
kn「ゾム、今日はもう無理や…、こんな暗い中探してもらちあかん」
シッマに腕を引っ張られる。
zm「…今Aが危険な目に遭っとらんっていう保証はあるんか？」
kn「っ、それは…」
zm「探さな、あかんねん…っ」
俺は再び街へ走った。
＿＿＿見つからない。
シッマとその召使い、大先生、ショッピくんも探してくれてんのに
syp「俺の仮説が当たっとった…ってことは、……記憶が戻ったんすかね」
zm「…そう、なんやと思う…っ」
けどなんで俺からいなくなるようなことをするんや…？
ut「…けどAちゃんが走ってった方向……」
ふと大先生がつぶやく。
zm「…っ！！！…ロボロ…！」
Aが走ってった場所はたしかロボロのいる地域に近かった…！！
俺は携帯を取り出し、すぐロボロに電話をかけながら、ロボロのいる方角へと走った。
ﾋﾟｯ
rb『はいもしもしゾム、どないし』
zm「A、…っ女の子がそっちの方角に、っ…」
rb『ちょ、ゾム落ち着けって』
落ち着いてられるか
zm「…っはぁっ、A、って女の子が、行方不明、で、っ走ってった方向的に、ロボロ、がっおる所、や、っておもっ、てっ」
rb『あー、なるほどな』
少しの間のあと、ロボロは言った。
rb『生憎見とらんわ…、こっちも探しとく。なんかあったら伝えるわ』
zm「…そ、か…っ、わかったありがとう…っ」
ﾋﾟｯ
どこにもいない。
俺の足はぴたりと止まった。
冷や汗が出て心臓がバクバクと鳴り、胸が苦しくなる。
過去の記憶が甦る。
また、もう会えないかもしれない。
また、俺のことを忘れられてしまうかもしれない。
せっかく、せっかく会えたのに、せっかく、手の届くところまできたのに。
zm「A…っどこにおんねん…っ！！」
ちゃんと会って、話したい。
あいつに、Aに。
Aに、……会わないと。
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まる麺 - 面白いです！更新頑張ってください！ (7月25日 23時) (
レス) @page34 id: 81fa0833c9 (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ちしすぎのマリアナ@ちょい多忙(プロフ) - 烏丸さん» なるほど…！そう解釈していただけて良かったです☺️✨✨応援ありがとうございます〜！！！！ (7月8日 23時) (レス) id: 2e58135b7e (このIDを非表示/違反報告)
烏丸 - わー、自分はブレスレットを紐に通して首にかけてるのかな？と思ってました…死ネタ悲しいですけど好きです…！夢主ちゃん強く生きろ…！応援してます！ (7月6日 18時) (レス) @page32 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ちしすぎのマリアナ@ちょい多忙(プロフ) - BalloonFlowerさん» わぁ！！すごく細かい所まで読んでいただけてる……とても嬉しいです( ；∀；)✨✨お気遣い感謝です！！応援ありがとうございますー！！！！頑張ります！ᕦ(ò_óˇ)ᕤ✨✨✨ (2023年5月10日 17時) (レス) @page29 id: 2e58135b7e (このIDを非表示/違反報告)
BalloonFlower(プロフ) - 初コメ失礼いたします。夢主ちゃんの成長と心情変化そしてシチュエーションが良すぎて引き込まれていきました。季節の変わり目、お体にお気を付けください。更新を心待ちにしております。応援しています。長文失礼しました。 (2023年5月5日 20時) (レス) @page28 id: 1c195c76a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリアナ | 作成日時：2022年9月10日 20時
