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tn「そうやって機嫌取りしようとしてんの丸わかりや、俺は反対やぞ」
sho「えーなんも俺まだ言うてないやん」
tn「どうせそいつを殺人鬼にする〜とか言うんやろ」
私を指差して言った。
sho「ふはっせーかい、あかんー？」
tn「ただでさえ忙しいん知っとるやろ、………それに」
ﾌﾞﾝ＿＿ｯｯｯ
風を切る音と同時に喉に冷たい感触が伝わった。
A「っひ、」
tn「こんなんも避けられんやつに殺人鬼が向いてるとは思えんわ」
剣の先が、私の喉元に当たった。
A「っ……」
冷や汗が頬を伝った。
sho「ああもうトントンそんな意地悪せんでええやんかぁ」
相変わらず私に対する殺気が出ている。
A「しゃおろ、さ、」
私は恐怖でか細い声しか出せなかった。
sho「っ、はいトントンやめやめ〜Aが怖がっとるやん〜」
剣をおろすようシャオロンさんがなだめた。
tn「……A？」
不意に男の人が目を細めた。
tn「お前がAなんか」
A「…ぇ、そう、です…け…ど」
もしかしてゾム繋がりで知ってもらってるんだろうか。
知ってもらえてるんだったら安心…
sho「！！」
ｻﾞｸｯｯ
A「ｯぇ」
＿＿＿＿パサリと髪が落ちた。
A「っ、え、ｯな」
tn「………俺は反対や」
そう言うと男の人は今度こそ私たちから離れて行った。
sho「無理やったか……A髪が…大丈夫やった…か……ってA…！？」
A「ぅえ…ｯ？」
また私泣いてる、の……？
全身が震えている。
sho「髪か！？髪なんか！？？」
シャオロンさんが床に散らばった私の髪を集め始めた。
……ううん、違う。髪を切られたからじゃない。
怖かった。
もう少しずれていたら首が切れていた。
彼は”本気”だった。
A「っ……」
彼、怒ってた。……何に？私の名前を知ってから。
理由が分からないからこその怖さ。
まだ体は震えていた。
その日は休めとシャオロンさんに言われ、用意してもらった部屋に連れて行かれた。
sho「明日からは特訓やからな！」
A「…はいっ」
そうだ、殺人鬼に…なるんだ私…。
殺人鬼になって…ゾムに…………
A「……できるかな」
不安の中、私は眠りについた。
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まる麺 - 面白いです！更新頑張ってください！ (7月25日 23時) (
レス) @page34 id: 81fa0833c9 (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ちしすぎのマリアナ@ちょい多忙(プロフ) - 烏丸さん» なるほど…！そう解釈していただけて良かったです☺️✨✨応援ありがとうございます〜！！！！ (7月8日 23時) (レス) id: 2e58135b7e (このIDを非表示/違反報告)
烏丸 - わー、自分はブレスレットを紐に通して首にかけてるのかな？と思ってました…死ネタ悲しいですけど好きです…！夢主ちゃん強く生きろ…！応援してます！ (7月6日 18時) (レス) @page32 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ちしすぎのマリアナ@ちょい多忙(プロフ) - BalloonFlowerさん» わぁ！！すごく細かい所まで読んでいただけてる……とても嬉しいです( ；∀；)✨✨お気遣い感謝です！！応援ありがとうございますー！！！！頑張ります！ᕦ(ò_óˇ)ᕤ✨✨✨ (2023年5月10日 17時) (レス) @page29 id: 2e58135b7e (このIDを非表示/違反報告)
BalloonFlower(プロフ) - 初コメ失礼いたします。夢主ちゃんの成長と心情変化そしてシチュエーションが良すぎて引き込まれていきました。季節の変わり目、お体にお気を付けください。更新を心待ちにしております。応援しています。長文失礼しました。 (2023年5月5日 20時) (レス) @page28 id: 1c195c76a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリアナ | 作成日時：2022年9月10日 20時
