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うちの会社まで来てくれた彼



私の雰囲気から何かを察したのか




私が話を切り出そうとしても彼がすぐに話を始めてしまう……




「あの…」



何度目だろう



「でね!!!A!!!!!」


遮られてしまう





「あのね!!!!!!!!直樹聞いてくれる?」




大きな声に驚いたのか彼の話が途中で止まる






空気が重い




「直樹、プロポーズしてくれてありがとう
嬉しかったよ」




「うん…」





「だけど、私どうしてもまだ仕事を続けたくて…………。だから直樹とは結婚できない」



私が断る側なのに何故か涙が出そうになる





もちろん私も付き合っている時は好きだったし……良い思い出もたくさんある




でもここ私が泣くなんて絶対有り得ない




涙をこらえる





前を見ると彼も涙を目にためていた



「Aの言いたいことはわかったよ
そうだよね、俺家庭に入ってって言ってたもんね」





「うん……ごめんなさい
今まで…ありがとう……………………っ」



彼の目の前では泣いてはいけないと思ってリングを返して走って帰った





遠くから私を呼ぶ声が聞こえるけどもう止まらない





帰り道泣きながら決めた





絶対に仕事を成功させる




夢を諦めない





有名ファッションデザイナーになる





今までありがとう直樹

9→←7



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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 藤ヶ谷太輔 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
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作者名:mi. | 作成日時:2020年7月30日 22時

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