34.F side ページ34
やっとお偉いさん達から開放されてAちゃんの所に戻れる
俺、自分が思っている以上にAちゃんのことを意識しちゃってるよな…………
でも理性なんか保てなくて
かなり酔ったのか、フラフラ歩くAちゃんの腰を引き寄せて歩く北山を見て、急いで駆け寄っていった
「ありがと、北山」
久しぶりに会った北山にそう声をかけてAちゃんに触れていた手をどかす
「え、Aって藤ヶ谷んとこの子?」
北山が驚いた顔で俺とAちゃんを交互に見てる
「ああ、そうだよ」
「な〜んだ!!そうだったのかよ〜!久しぶりじゃん藤ヶ谷、元気してた?」
「まあ、それなりに。北山は?」
「見ての通り順調ですわ!!!」
ちっちゃいくせに胸をドンとはってガハガハ笑う北山
ほんっと、なんも変わんねえな
良くも悪くも
Aちゃんが俺たちを見上げてキョロキョロと見てくる
目が涙目でかなり飲まされてるな〜〜
きっとどんな関係なの?とか思ってるんだろうな
「俺たち小さい頃からの仲なのよ、な〜藤ヶ谷」
と北山が説明するとAちゃんは納得したのか
「ふふふ〜社長もみっくんさんも仲良し〜〜〜」
そう言って眠りについた
なにみっくんさんって?
北山にそう呼ばされてんの?
しかも俺と北山のどこが仲良しなんだかわからない
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作者名:mi. | 作成日時:2020年7月30日 22時