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ゴソゴソとポッケの中から

あるモノを取り出す俺。


膝の上に乗っていた山田を隣に下ろし、

俺は山田の前に跪く。



ar「これはもう1つのプレゼント。




結婚指輪、遅くなってごめんな?

結婚の話も、なかなか進められてなくてごめん、



改めて、、










僕と結婚してください。」



山田の方を真っ直ぐに見つめ伝える。



ym「、、、はい、お願いします。」



少し間を置いたあと返事をしてくれた。


そっと左手の薬指に指輪をはめると

目に涙を溜めながら

ありがとうと微笑んだ山田。



ym「、、結婚の話、なかなか進まないからさ、、、

もう、、俺と、、、結婚したくないのかと、

思ってた、、、、」


ar「ふはっ、泣くなよ〜!

コロナもあって進めずで

メンバーにもまだ言えてないから、

次みんなに会う時に言おっか!」



うんうんと頷く山田。


細い腰を手繰り寄せて

ぎゅっと強めに抱きしめると

俺の肩に腕を回して抱きついてくる山田。



ほんのり肩が濡れていくのがわかる。



ym「ねぇ、、大ちゃん」


ar「どした?」


ym「その、、、さ、


結婚して、俺の苗字が有岡になったら、

もう俺山田じゃなくなるし、、、

涼介って、呼んでほしい、、、、」



肩に顔を埋めたままだから

顔は見えないけど

きっと真っ赤な顔してるんだと思う。


そっと肩を取り見つめ合うようにすると、

恥ずかしいのか目を逸らしてくる山田。


その顔はやっぱり真っ赤で、

目はうるうるしていて、、




すごく綺麗。



ar「涼介、こっち見て、?」



そう言えば真っ赤な顔を耳までもっと赤らめ

伏し目がちにこちらを見た山、、涼介。



ar「かわいぃ、、涼介」


ym「やぁ、、、、恥ずかしぃ、、、…」


ar「なんだよ〜、

自分から言っといて可愛いやつめ!」



って両手で頬を包んで顔を近づける。



ar「ねぇ、俺の事も名前で呼んでよ、、、」



キスできそうな距離でそう言うと、、



ym「、、、だ、だぃき、、、……」



って消え入りそうな声で言われ

自分でも体温が上昇していくのがわかる。



すぐに目の前の唇に食らいつき、

2人で甘い夜を過ごしたのは言うまでもない。

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れーな(プロフ) - 移行おめでとうございます!これからも応援してます! (2020年5月25日 18時) (レス) id: 18de2ba8af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご入りオムライス | 作成日時:2020年5月25日 18時

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