未知 ページ19
それから、校長先生の後ろをなるべく足早に歩いて、目立たないようにする。
私、ここについたはいいものの、人間界の服だから、周りの人から視線を感じるんだよね。
……目立ちたくない。
それから、校長室まで着いたらしくて、先生が扉を開けて、私を招きいれてくれた。
失礼します、と一言いって部屋に入室する。
それから、先生は自分専用と思われるデスクの近くまで行き、フカフカそうな椅子の上に座った。
私は、一応デスクの近くまで行き、先生の話を聞く体制になる。
「まずは、この学校に来てくれてありがとう。
君はこの学校の特待生だ。
だから、伸び伸び過ごしてれば何も問題はない。
生徒たちはみんな明るいからきっと仲良くできると思うぞい。
まぁでもその前にまずは、こっちの世界について説明しないとなぁ。」
そう言って少し陽気に話しだした校長先生。
「この世界は魔法界と言ってな、地球とは別の星にあるんじゃよ。
人間の天体望遠鏡、みたいなやつでは見つけられないようになっててなぁ。
魔法界は普通の人からは見えないようになっているんじゃ。
…本来魔法界と人間界と言うのは交わりが全くもってないんじゃがね??
…何年かに一度、魔法界には危機が迫ってきたりするんじゃ。
そのサイクルは学者たちが研究してるらしいけど全く分からないらしくてのぉ。」
「でも、その時にだけ魔法界と人間界を繋ぐ7つの石が人間の世界に行ってなぁ。
その宝石が飛んで行った時、10年以内には確実に不吉なことが起こるらしいと言うことだけは分かっているらしい。
その選ばれし7人が魔法界を助けてくれるらしいんじゃよ。
ただ、宝石が飛んで行くタイミングは全く持って分かっていないらしい。
今回は君のピンキーハートが1番最初だった、と言うことじゃ。」
真剣に伸び伸びと話す校長先生。
「で、彩くん。
君は選ばれし物なのじゃ。
時が来たら、その聖なる力で魔法界を救ってほしい、それがわしら魔法界のものからの願い。
やってくれるかね。」
正直驚いた。
そんな重大な力が自分に備わっているなんて思っても見なかったから。
…でも、おばあちゃんもこの力に導かれて、特別なことを成し遂げている。
それならっ、!
「是非私にやらせてください。
…この世界を守ってみせます。」
答えはこの一択だけだった。
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←学校かな…?
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クッキーベル(プロフ) - 美幸さん» コメントありがとうございます!!この作品の存在すっかり忘れてました!←は 最近ろくに更新できてなくてすいません…(汗)続きも頑張らせて書かせていただきたいと思います! (2020年8月29日 22時) (レス) id: 456e770b4f (このIDを非表示/違反報告)
美幸 - 面白いです。つづきがんばってください。応援しています (2020年8月29日 21時) (レス) id: 2923a62ad5 (このIDを非表示/違反報告)
クッキーベル(プロフ) - ありがとうございます!!こんな駄作を褒めてくださる読者様は本当に神様です!!この作品あんまり更新してなくてすいません(土下座) こちらの作品もまだまだ頑張りますんで、これからも応援してくださったら嬉しいです!! (2020年6月17日 18時) (レス) id: 456e770b4f (このIDを非表示/違反報告)
紗和奈@視力低下につき“無”浮上(プロフ) - わ、すごく面白い…!尊敬っ!更新、無理のない範囲で頑張ってください!応援しています! (2020年6月17日 18時) (レス) id: 5365fef273 (このIDを非表示/違反報告)
クッキーベル(プロフ) - 華菜原 舞衣さん» わわっ!コメントありがとうございます!!!私が天才作者!?そんなわけないですけど、すごく嬉しい褒め言葉です!!!これからも更新頑張りますので、応援よろしくお願いします!! (2020年5月18日 17時) (レス) id: 456e770b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クッキーベル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp
作成日時:2020年4月24日 8時