笑顔の君が

28話 ページ30

裕翔side



前半終了後
乱れた呼吸していた涼








後半始まってまもなく

侑李が涼の異変に気づいた






侑「なんか涼介やばくない？息上がりすぎだよ。」



圭「ほんとだ。大丈夫…だよね？」




「だと信じたい…」









侑「っ…涼介！！！」






涼の方をみると地面に手をついて苦しそうな呼吸を繰り返している





過呼吸だ








俺たちは走って涼の元に駆けつけた





大ちゃんが対処しているがその声はもはや届いてなさそうで





良くなる気配がない





監「とりあえずこっちまで運べ！！」


監督にそう指示され俺たちも涼を支えながらベンチ側に連れていく




今もなお荒い呼吸を繰り返す涼は汗びっしょりでおまけに目眩を起こしてるようでずっと目を瞑っている。







「涼、俺に合わせてゆっくり息はいて。ゆっくりはぁー、、、、はぁー、、、、そう、そう上手」





涼「はぁ、、はぁっ…はぁ、、、、はぁ、、、はぁっ…」




なかなか良くならない涼




侑「裕翔ちょっとごめんどいて！涼介、ごめんね。」





そう言って侑李は涼介の口にタオルを当てた




しばらく荒い呼吸をしていてた涼がだんだん正常な呼吸に戻ってきた




それでもまだ呼吸は浅いけど、やっとおちついた



涼「っ……ご……めっはぁっ……あ…がと…」





圭「もう無理して喋らなくていいから、雄にいが迎えに来てくれてるからここで待ってて。あとちゃんと上着着て、汗ひいて風邪引いちゃうから。」






涼はもうされるがまま、そのまま俺たちと雄にいが運転する車で帰った。

29話→←27話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す