笑顔の君が

26話 ページ28

涼介side






今日は一日練習試合で朝から1試合、昼から1試合となかなかハードなスケジュール。






午前中の試合は、相手には失礼かもしれないけど、圧勝だった。






午後からの相手は大学生で恐らく苦戦するであろうと皆が予想してる。









その通り前半が始まってすぐ俺と大ちゃんの奇襲で1点は取れた




けど





そこからはなかなかガードが堅く点も決められず、ただひたすら走った。





「はぁっはぁっはぁっはぁっ…」





部員「涼介、大丈夫か？とりあえ息整えろ。」





「はぁっ…はい…」




だんだん苦しくなってきて呼吸が早くなるばかり。




仲間の視線が痛い





前半終了





俺の息は上がりまり、息苦しさを感じていた。頑張って整えようにも、なかなか収まらず、ひたすら水を飲んでは呼吸を整えることを繰り返した。





大「…っい……ぉい…涼介！」




「っ…え？はぁっ…ご…めっ…何？」




大「お前監督の話聞いてたか？ 後半入ってすぐとりあえ1点取ってそっからは防戦を続ける。分かったか？」





「ごめっ…はぁっ 了解…はぁっ」





大「とりあえず、その息整えろよ。始まってすぐ走るぞ！次はお前が決めろよ！」


ｺｸﾝ)

27話→←25話【練習試合で】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す