［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合２ (ページ49)

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#94 ページ49

　

『私は貴方に尊敬されるほど
＿正しい事はしていない』

　
立ち上がり、ﾎﾞｿｯとステインの耳元で囁く。

　

　

ス「…やはり、お前は
ヒーロー殺しのAだったのか」

　

『そうよ、でも今は敵連合のA。

偽りの正義…偽物のヒーローを
がむしゃらに殺してただけの

あの頃とは違うんだ

＿私は、ぶち壊すの。
敵連合(みんな)とこの世界を…』

　

"だから、邪魔する奴は誰でも殺す"と付け加え
ふわりとステインを抱きしめる

　

ス「！(なんだこの圧は…殺気は…
恐怖で身体が動かない、気が遠くなる…)」

　

『だから…私も粛清対象になるね♪
さようなら、ステイン。』

　
　
ステインが握っていたナイフを
すばやく取り上げ、思いっきり振りかざす

　

緑「だ、駄目だAちゃん＿＿！」

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

((でも、ステイン…
貴方の信念も少しは、継いであげよう。))

　

　

　

ﾄﾞｶｯ

ﾌﾞｼｬｯ

　

　

　

グ「な、なんと…」

　
エ「あいつは何者、だ？」

　

　

ステインは私の回し蹴りによって宙を舞い

今度こそ、意識を失った。

そして、ヒーローへの見せしめのように
奪ったナイフは脳無の頭に突き刺さっている

時が満ちたら＿＿
次にこうなるのはお前達だ、と言わんばかりに

　
『はぁ、帰ろ…』

　

　

　

　

　

　

　

　

　

＿後から聞いた話ではあるが
この時ヒーロー殺し(ステイン)は

折れた肋骨が肺に刺さっていたそうで
誰も血を舐めれていなかった

しかし、あの場で…あの一瞬で

　
動けたのは、Aだけであり

　
見えない相手に立ち向かっていたのは

　

その2人だけだったという。

　

　

　

　

　

　

黒「満足いく結果は得られましたか？死柄木弔。」

死「ﾁｯ明日次第だよ、バァカ
帰るぞ黒霧…Aを迎えに行く。」

黒「かしこまりました。」

　

　

　

　

　

　

そして、怒涛な一夜は明け保須総合病院にて＿