［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合２ (ページ46)

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#91 ページ46

　

　

　

　

『そんな顔、本物のヒーローはしない！
いい加減目を覚ませ馬鹿野郎が！！』

轟「お前ん家も色々あんだな…でもな俺が知ってるインゲニウムはそんな顔してないぞ」

飯「…ｯｯ」

　
ﾎﾟﾛﾘと飯田の頬には涙が伝った

緑「飯田くん…」

　
そんな中、一生懸命ステインと戦っていた
轟だがついに血を舐められ動けなくなってしまう。

　

その隙にステインは狙いをこちらへ向ける
　

　

　

　

ス「茶番はここまでだ、死ね！」

　

こっちに矛先がくるよねぇ〜最悪。
ここは、か弱いフリでもしておこう…

　

　

『きゃあｯｯ！』

　

　

だって

　

　

　

緑「(やばいやばいやばい！轟くんも動けなくなった。
Aちゃん達が危ない！動け…ｯｯ

僕のから…あっ？！)」

　

　

　

　

　

＿緑谷にかかってるステインの個性が
タイムリミットを迎える時間なはずだ。

ふっと上を見れば、こちらに攻撃をしようとしていた
ステインを緑谷は殴り飛ばしていた

『ビンゴ…！』

　

＿正直勘だったけど

血液の傾向摂取ならきっと
血液型で個性の効き方が変わると思っていた

　

形勢逆転、かな？

ステインでも能力がバレた上に
3人相手にするは流石にきついであろう。

　

…いや、2人か？飯田は
相変わらず地べたに張り付いている(←自分が踏んでる)

　

　

『君の詳しい事情は知らない＿けどさ
いつまで情けない姿、周りにさらしてんの？

なるんでしょう？自分の兄みたいなヒーローに』

飯「！！」

"さっさと動けよ、飯田"と声を掛ければ

ハッと顔つきが変わった飯田は
立ち上がり…そして緑谷達の方へ走っていった。

　

後は任せた、緑谷達＿_

　

　

『さてと、私は巻き込まれないように
路地裏から出ますか〜……あっ！』

　

そういえばステインに
やられていた雑魚ヒーローも足元にいるんだった

　

『オイ、動けんの？』

容赦なくガシガシ蹴り飛ばせば

「う、動けないです…！」と、
か細い声で聞こえてきた。

　

『ﾁｯ…これだから雑魚は』

このまま置き去りにするわけにもいかないので
仕方なく"引きずりながら"、路地裏を出る←

雑「(コ、コワ…)」