［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合２ (ページ44)

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『ったく、どこいった緑谷とおじいちゃんは…』

　

あの後、「ごめん、僕行く！Aちゃんは安全なところへ！」と言い残し緑谷も列車を飛び出してしまった。

『ああ〜…もう、どうすんのよこれ…』

保須に遅れてつけば、案の定
脳無は暴れ果て辺りは火災や建物が崩壊していた

　

悲惨すぎる状況。

逃げかう人々の横を通りすぎ脳無の側まで行く

　

『ねぇ、弔どこにいるか分かる？』

脳「ｸﾞｪｪｴｯ」

　

まぁ、わかるわけないよね…ハァ

殴りかかってくる脳無を
崩すわけにもいかないしただひたすらに避ける。

　

『ごめんね脳無、
貴方の敵は私じゃないのよ』

　
　

あまりにもしつこく攻撃をしてくる為
沢山いる方へ蹴り飛ばす

『わぁおナイスシュート⭐︎』

　

燃え上がる炎、脳無によって混乱している人々…

　

そして、崩壊している市街地！

　

　

　

『ｱｯﾊﾊﾊ__最高ｯｯ！！
頑張れクソヒーロー共！！』

　
　

轟「…美都里！！」

　

…ん？今、轟の声が聞こえたような…

　

　

　

轟「A！！悪いが来てくれ！！」

後ろを振り返れば氷の上を滑りながら
猛スピードでこちらに向かって来ている轟がいた

そして私の腹を腕でキャッチし
俵の様に担ぎ、そのまま突き進む

　

『ちょ、待って今の聞いてた？！』

轟「何のことだ？周りが騒がしすぎて、よく声が聞こえない！」

よかったあ…興奮しすぎて
絶対に聞かれちゃいけないこと叫んでたよね私

後、どさくさに紛れて地面を崩壊しようとしてたし←

『どこ向かってるの？』

轟「緑谷から位置情報がきた」

『ふぅ〜ん(飯田でも見つけたのかな)』

　

　

　

　

　

その頃、弔はというと＿＿
　

　

死「…黒霧、あれAじゃないか？迎えいけ」

黒「おや本当ですね。行きたいのは山々ですが…どうやら雄英生と一緒みたいだ。」

死「ハ？」
　

　

Aらしき人を見つけ、双眼鏡を覗いてみれば
轟に担がれていたAを発見していた。

　

死「…オイオイなんで
雄英生に担がれてんだ？！」(ｶﾞﾘｶﾞﾘ

　

黒「落ち着いてください、雄英生と離れ次第すぐに迎えに行きますので」

大激怒の死柄木はビルの屋上で
めちゃくちゃ騒ぎ散らかしていたのであった…