［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合２ (ページ32)

今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:50,527 hit

#78 ページ32

　

轟「今日、家に来てくれないか？」

　

『は？なんかみんな家に誘うことブームなの…？』

轟「違う。今日親父が家に居るんだ、職業体験のことを話したら美都里に会いたがってて」

ああ、前に話してた職業体験の事か
もうとっくに忘れてた←

轟「とりあえず、話を聞くだけでいいから来てくれ」

と、私の返答を聞かず
ほぼ無理やり連れて行かれる。

　

　

　

　

　

　

　

＿轟宅にて

『うっわぁ…なんじゃこの豪邸！！』

轟「？別に普通なんじゃないか？」

『君、そんなこと言ったら周りにしばかれるよ？』

轟「…そうか、悪い」

こいつは本当に悪気ない天然だなぁ
色んな女たちをヒーヒー言わせてそう！！

そういえば弔に今日遅くなるって言ってなかった…

大丈夫かな〜なんて、考えながら轟宅に入ると

　

　

？「君が美都里 Aか？」

後ろから声をかけられた。

　

　

　

　

　

　

『？！』

私としたことが、気配に全く気づかなかった__

自身の、気の緩みすぎなのか
それとも"No 2ヒーロー"だからなのか

『はい、そうですが…』

エ「エンデヴァーだ、早速だが話がある。
こっちにこい。」

そう言い、ズカズカ私達の横を
通り過ぎ一番奥の部屋に入って行く

　

　

　

『感じ悪ｯｯ！！！』

　
あの見下す態度。

なんなのあいつ、めちゃくちゃ腹立つんだけど？！

　

轟「すまない、美都里…
俺も親父とは正直仲良くないんだ。母さんのこともあるから」

『お母さん？』

　

詳細はわからないけれど、雄英に入る前に調べて
私と同じ…いや似ている様な境遇なのは知っている。

　

　

それは___"個性婚"だ。

自身の保持する個性を強化して継がせるためだけに配偶者を選び結婚すること。

私の場合もほぼ同じ様なもんだ。
父は母が愛の個性を持っていたから、きっと結婚した。

そして伝説の個性と言われている"Only love"を手に入れオールマイトを越そうとした。

『(轟(こいつ)の父も、オールマイトを越せなかったから…轟を…)』

ｷﾞﾘｯと拳に力が入る

ああ、殺してやりたい。

　

　

　

エ「焦凍、何してる？早く来い！」