［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合２ (ページ19)

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#65 ページ19

　

　

　

　

　

　

　

　

　
ふわりと身体が宙に浮き
私は完全に意識を失っていた。

最後に見えたのは
髪色が特徴的な赤と白の____

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　
　
✳︎No side✳︎

　

　

　

　

　

　

轟「…先生。コイツを保健室に連れて行きます。」

ミ「あ、ありがとう轟君。早急にお願いね。」

どよめく教室。

　

それは編入生の美都里 Aが突然倒れたからだ。

そしてAを倒れる寸前で受け止めたのは
プロヒーローNO.2 の息子である轟焦凍だった。

　

　

彼女は希少な治癒の個性持ち___

　

だが編入してすぐ保健室に通いがちであり
周りのクラスメイトも心配するのも無理がない。

　

　

"彼女はこの環境に
慣れてないのではないかと。"

轟に抱き抱えられ教室を去る姿を見て

　

　

　

　

　

一一一一一

　

　

　

麗「Aちゃん、大丈夫かな？」

八「とても顔色が悪く見えましたわ…。早く良くなるといいんですが…。」

と、彼女の体調を心配する声が多数あった中で

　

上「なぁ！！切島！？不謹慎だけどよ、轟にお姫様抱っこされてる美都里A…めちゃ可愛いしクソ絵になってなかったか？！」

切「お、おう！！俺、編入してから初めて眼鏡を外した？美都里の顔見たんだけどよ…あれかなりの美人だったよな！！」

峰「お前ら気付くの遅すぎだぞ！アイツは容姿端麗って俺様は気づいてたから(ﾄﾞﾔｯ

まさに王子様とお姫様って感じだったな！」

__なんて、一部の人らの中で盛り上がっていたことは倒れていた張本人…美都里 Aは知らない。

その中で

自分の足元に落ちていた

　

美都里 Aの眼鏡を拾い握りしめていた緑谷出久のことも…誰も知るはずもなかった。

緑「(…Aちゃんの、素顔…。みんなに知られたくなかった。全部僕だけが知っていたかった…。)」

　

　

　

　

　

　

　

　

鈍感な緑谷出久が自身の恋心に気付くのは

もう少しだけ、先のお話。かも？知れない。

　

　

　