塩の壁は高い？！ −２−

87 玲於side ページ37

.


玲於side



みんなに話をかけに行けって言われる。



でもいろんな人と話してるから…


俺が行ったら邪魔だろうし。



剛典「JUNさんが、この前……」


Aちゃんのところに行かなくても


隼や岩さん達と話してると楽しいからいいや。




岩さんとKRUMPの師匠の話をしてて、


マジっすか！って笑っていたら


.



？「お待たせしました。生ビールです。笑」



えっ？聞き覚えのある声…。



玲於「Aちゃん！？」


「ふふっ。はい。ビール。お待たせしました。笑」


玲於「あ、ありがと。てかなんで？汗」


「隼くんが、ビール注文してたら
トイレ行きたくなっちゃって…
泡なくなったら玲於くん怒るから、
早く持って行って！って。笑」


玲於「いや、そんなんで怒んないし。苦笑」


剛典「ふふっ。あっ健二郎さんだ。
じゃ俺はこの辺で。Aちゃん、お疲れ！」


「お疲れさまです。」




岩さんが絶対、気を利かし席を外してくれた。



「隣いい？」


玲於「うん。」


「乾杯。」


玲於「あ、乾杯。ってビール飲んで大丈夫？」


「ふふっ。これくらいじゃ酔わないよ。笑」


玲於「そうなんだ。お酒弱いんだと思ってた。」


「あの時はワイン ボトル5本1人であけたから、
酔っ払っただけで、そんなにお酒弱くないよ？笑」


玲於「いや、それ飲み過ぎ…笑」


「ふふっ。ねっ。気をつけます。
あっ、これ隼くんのだけど飲んじゃった。」


玲於「あいつなら新しいの
持ってくるだろうから大丈夫だよ。」


「それならいいけど。」




てか、そのビールは確実に


Aちゃんの分だと思うよ。




だって今、隼ニヤニヤこっち見ながら…


亜嵐くんのところに行っちゃったし。


まじあいつ…苦笑

88 玲於side→←86 隼side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す