130 涼太side ページ30
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「…はい。」
涼太「ん。はい。」
スっと差し出された交換日記。
口に出したくないってことね。
パラッと交換日記をめくった。
“声にすると泣いてしまいそうなので。
今日、夏恋達の大学の前で待ってたら
この前隼と一緒にいた子にばったり会いました。
それはいいの。でも…バイバイと振った手に…
薬指に指輪が付いていた。
現実を受け入れなきゃいけないのに、
私はまだ現実を受け入れられてない。
隼に…彼女なんて出来なきゃいいのにとまで
思ってしまう私って最低だよね…”
読み終わってAちゃんを見ると、
ふふっ。って作り笑顔…。
周りから見たら変な光景だと思う。
正面に座っているのに、
ノートでやり取りしている2人なんて。
“現実を受け入れなきゃいけないかもしれないけど
絶対に隼のことを諦めてほしいくない。
すごい無責任なことを言っているのはわかってる。
でも…俺らみんなはAちゃんの隣は隼。
隼の隣はAちゃんだって信じてる。
隼に彼女？Aちゃん以外、俺らは認めない！”
俺の書いた文章を読んで、
目を閉じで深呼吸するAちゃん。
涼太「大丈夫だよ。
一人で頑張らない約束は？
無理しないんだよね？」
「…うぅ…泣かないって決めたのに……泣」
涼太「ふふっ。ごめんね。」
ごめんなさいって言いながら涙を流した。
やっぱりこの席に移動して正解だった。
泣き顔…俺以外に見せる気ないから。
涼太「大丈夫だから。ねっ？」
「うん…本当にごめん…。」
涼太「俺は嬉しいよ。Aちゃんが
頑張りすぎてる方がつらかったから。
誰も迷惑やって思わない。
もっとみんな頼ってほしいって思ってるよ。
きっと夏恋も怜菜もね。」
「うぅ……うん……はぁ…泣」
現実なんて…受け入れなくてもいいよ…。
ずっと…隼だけを想ってたらいいよ。
隼…お前…何考えてんの？
お前はAちゃんを
苦しめるようなやつじゃないだろ？
なぁ…信じてるよ。
またAちゃんの隣で笑ってるお前を見るの。
泣き止んだAちゃんが、
ここに来た時よりもすっきりしている。良かった。
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Meg(プロフ) - とっくんさん» 嫌いな子はそっとしておくのが一番ですよ。笑 頑張ります！ありがとうございます！！とっくんさん誰ファンですか？ぜひ嫌なことはGENEに癒してもらいましょ！笑 (2017年12月7日 20時) (
レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
とっくん(プロフ) - はい！！嫌いな子と色々あって はい！！大丈夫です！！ Megさんの小説でいつも元気貰ってますから！！はい！！頑張って下さい！！はい！！これからも読みます！！ これからも応援しています！！ (2017年12月7日 20時) (レス) id: 539be50dcb (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - れっどあっぷるさん» ありがとー！ネガティヴになってるよねー！でもこれからまた少しネガティヴに…凹 臣くんが近くにいると難しいかな？早く誤解が解けたらいいなぁー。移行したから、見てねー！ (2017年12月7日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ゆんみんさん» 本当に！人柄ですよね！移行後にまた手を差し伸べてくれる人が現れる…かも？！笑 逆バレンタインかぁー！あーその手がありましたね！くそぉー。そのネタの方がキレイだったかも。泣 誤解はいつ解けるんでしょうね。まだ作ってないから分かりません！笑 (2017年12月7日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - とっくんさん» ありがとうございます！学校で辛いこと？そんなぁー！大丈夫ですか？私の作品で元気が出るなら、嬉しいんで、頑張りますね！元気にやれるように作りますね！！まだどんな展開になるか想像つかないと思いますが、ぜひ読んでください！ (2017年12月7日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2017年11月14日 18時
