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谷「犬の倍ある大きさの牙…
巻いていない尻尾…
狭い胸幅に…
長い前足の指…
そして何よりもこの体格の大きさは北海道犬でも秋田犬でもない！
こいつはすでに絶滅したはずのエゾオオカミ！！！」
ガァァァ！！
ア「レタラ！」
バキッ！
レタラは谷垣の右足を折った
そして首もとに噛みつこうした
ア「レタラやめろ！もういい！」
ピタッ
ア「お前は最後のホロケウカムイなんだから
私のためにウェンカムイなんかなっちゃだめ
でも、助けてくれてありがとう」
ゴロンッ
ア「よーしよし！
ここか？ああ？ここだな？知ってるぞ？」
杉「アシリパさーん」
ア「杉元とサムルだ！上手く逃げてきたんだな」
びしっっー！
杉「良かった、無事だったか
あ…あの時の白いオオカミだ」
『レタラ』
サムルは小走りでレタラの元へ行き頭を撫でた
レタラは嬉しそうに尻尾を振っていた
杉「いいか静かにしろよ
アシリパさんたちに見つかるぞ」
くま「ブブ」
ばぴゅーーん
レタラは杉元が近づくと逃げてしまった
杉「そこの兵士は狼が？ﾀﾋんでるのか？」
ア「行こう、もうﾀﾋんでる
(あの足ではもう追ってこれない、
強そうな男だからほっといてもﾀﾋぬことはないだろう)」
『…』
ア「杉元それどうした？」
杉元の服の間から顔を覗かせている小熊
杉「いやぁぁぁ！
これは何でもない！関係ない！」
ア「杉元ぉ、もう一度よく見せてみろよ
ああ？その小熊どうするともりだぁ？」
杉「こいつは俺が面倒見るっ！
母親代わりになるんだ！」
『っ…』
ア「なるんだって…小熊を育てた経験はあるのかぁ？そいつが何を食べるのか知ってるのかぁ？」
杉「わかった…こいつはアシリパさんだけで食ってくれ、
こいつの脳ミソに塩かけて食うとか無理だ…」
ア「はぁ？食べんぞ？」
杉「え？」
『〜〜！！
あっはははっははは！！』
杉「！？」
ア「！？
…やっと笑ったな！」ﾆﾊﾟｯ
『はははっ〜〜！
す、すまないっ、
あ、あまりに面白くて…！
多分杉元勘違いしてると思ってあえて言わなかったんだ、
ぷ！んふふっ…！』
杉「サムルさん絶対に他の男の前で笑わないでね」
『わ、わかった？』
ア「よかったよかった！」
『はぁー…よし、落ち着いた
その小熊だが私たちは猟で小熊を捕まえたら大切に育てるんだ、フっ！』
杉「あーまだ笑ってる！」
ア「よし行こう、私たちのコタンヘ！」
『私は後でいくよ、罠を見てくる』
ア「あぁ、早めに帰ってこいよ」
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睡眠煎餅(プロフ) - 推し尊いさん» 喜んでもらえて嬉しいです！可愛い一面もありますよ！ (2022年2月26日 21時) (
レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
推し尊い(プロフ) - 殆どの夢小説の作品、初めの辺りで造反組生かしてくれないのですが、逃がしてくれて本当に嬉しい.....嬉しすぎてコメント残しちゃった....サムルさんイケメンですね。 (2022年2月26日 1時) (レス) @page21 id: 83b850b061 (このIDを非表示/違反報告)
リン - 睡眠煎餅さん» そうですよね、、、すみません厚かましくて。どのような作品でも応援しつづけますので！ (2020年10月12日 22時) (レス) id: 5b309f7450 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - リンさん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！！ (2020年10月11日 22時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - リンさん» 変わりません！すみません…、名前は変えようかなと思ったんですがちょっと大変かなと思いまして (2020年10月11日 22時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡眠煎餅 | 作成日時：2020年9月6日 23時
