○久しぶりのアニメイト ページ2
…久しぶりだな、この店も。
わたしが○年ぶりに訪れたのは、ここ。アニメイト。
ヲタやってたころはほぼ毎日レベルで通ってたなー。懐かしい…グッズもめっちゃ買ってた…
今日の目的は画材。この間真由加に渡したデザイン画、あれ全部コピックで描いたんだけど…あれからまたお絵描き熱が再燃してしまって。
とはいえ電子機器でのお絵描きには手が出せないから、コピックの買い出し。久しぶりに描いたからペンも幾分乾燥しちゃってたんだよね。紙も色褪せしちゃってたし…だからノートに描いたんだもんね。
だから、紙と、コピック…あとホワイトも…画材コーナーはどこだ…?
えーと…
佐「あれ?Aちゃん?」
聞きなれた声に振り向くと、見慣れたピンク。えっ、大ちゃん!?
A「だ……オホン。なんでいるんですか?」
佐「新刊ー!ちょっと来ない間にでまくっててさー」
A「お、おぉ…たくさん…」
籠の中には、山積みになったコミックたち…すごいですね…それ全部買うの…
佐「Aちゃんはなんでいるの?」
A「あっ、コピックとか買いに来たんです。久しぶりにお絵描き熱が再燃してしまって」
佐「あっ、こないだのアレで?上手だったもんねー!」
A「ああああああんなん大したことないですよ!?けど久しぶりに描こうかなって…」
佐「どれ買うの?ピンク?」
A「あっ、ピンクもですが、赤と、あと黒が掠れちゃったから黒も…」
佐「へぇええ、こんないっぱい色あるんだ!」
この色キレー、この色似合うよ、この色とこの色は何が違うんだ?
そんなこと話ながらペンのコーナーを2人で覗く…なんか、デートみたいではないですか…照れるんですけど…
佐「にょ?どうしたの?」
A「えっ!あっ、いえ!あと用紙…これだけ買ってきます!」
佐「にゃす!描いたら見してねーっ、にししっ」
A「うまく、描けたら」
佐「約束ねっ!じゃ、俺グッズのコーナーにいるから!」
.
その後も。
佐「俺最近ねー、これがおすすめかなぁ」
A「ほほう?」
佐「恋愛要素ももちろんあるけど、それよりスポーツ熱血感があって、少女漫画なんだけど燃えるんだよねー!」
めっちゃおすすめしてくれて。
A「…じゃあ、読んでみようかな」
なんて言って手に取ると
佐「…へへっ、嬉しい!」
なんて笑顔を見せてくれるから。
ペンだけのはずが、コミック3冊買っちゃったわよ!もう!
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作者名:まめ | 作成日時:2023年2月2日 6時