僕らの物語

ゆじまる×こぬ【*ChocoLateBomb!!】 ページ49

こぬside

そういいゆじが手にしたのはチラシ

ゆ「5日前のだろ
もしかして…ストーカー？」

こ「それは…」

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

部屋にチャイムの音が鳴り響く

ﾋﾟｯ

こ「はい」

女「こぬくん、会いに来たよ」

女だ

多分今までストーカーしてきていたやつだろう

女「開けてよ」

こ「誰…ですか？」

女「忘れちゃったの？好きって言ってくれたじゃない」

ゆ「あの」

女「ゆじまるくん？」

ゆ「帰ってください、警察呼びますよ」

女「何よ！こぬくんと私は結ばれる運命なのよ！
あんたが口出ししてこないで！」

ゆ「はぁ、、
ファンの方にこんな事言いたくありませんが…
あなたとこぬが結ばれる事はありません
そもそも結ばれたいならストーカーなんてしませんし、
こぬは俺の恋人だ
誰にも渡さない」

女「男のあんたとこぬくんが結ばれる訳ないじゃない
私は女よ
子供だって産める
あんたは子供産めないでしょ
どれだけ子供がほしいって願ったって出来ないわ
私とだったらこぬくんは幸せになれる」

ﾌﾟﾁｯ

こ「お前に何が分かんだよ！
確かに男同士じゃ子供なんて産めない
そんな事は分かってる
だけどな、子供がほしかったら
養子を迎えればいい
結婚したかったら海外に行く
誰も俺達を認めてくれなかったら
2人で静かに暮らす
俺はゆじとじゃなきゃ幸せになんかなれないんだよ！」

ｳｰｳｰｳｰ

パトカーのサイレンが聞こえてくる

警1「ちょっと君いいかな？」

女「何よ！離してっ！」

警2「すいません。ちょっとお話聞きたいので来てもらって大丈夫ですか？」

こ「はい」

ゆじも一緒に来てくれた

警2「近隣の方から女の方がロビーで騒いでいると通報を承けまして
何があったか教えていただけますか？」

こ「その人にストーカー被害を受けていて…」

警2「例えばどんな事をされましたか？」

ゆ「これが家に届いてました」

ゆじが警察官に渡したのはポストに入っていた手紙

こ「あと、付け回されたりもありました」

警2「他には？」

こ「罪になるかどうかは分かりませんが、
俺とゆじの関係を否定したり
住所特定したりしてます」

警2「大丈夫です。
お二人のお名前とお電話番号等の簡単な質問に答えてもらってもいいですか？」

こ「はい」

警察官からの事情聴取は数時間に及んだ

駆け付けた警察官の方は優しく、

警2「すいません、職務とはいえ
被害者の方は恐怖を感じているなか、
色々聞いてしまって…」

と優しくしてくれた

そのおかげで俺もゆじもあまり感情的にならずにいれた

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