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梵天の〜
朝飯を作りながらテレビから聞こえてくるニュース聞いていたら抗争がどうたらと聞こえてきた
日本最大の犯罪組織だと聞いたことがある梵天
どっかの反社会的組織と抗争が始まるのとの内容に
テレビに目を移すと、画面の端にAちゃんに似ている子が写った。
黒いスーツを身に纏った男たちに囲われ守られてるかのように歩いてる女の子
ただ、その子は髪がクリーム色ではなく黒髪だった。
別人、のようでも少しだけ見えた横顔は
Aちゃんそのものだった
「嘘だろ、」
嘘だよな
prrrrrr
スマホから着信を知らせる音が鳴り響く
「もしもし」
『ドラケン!お前見たか!』
三ツ谷の電話越しの声は
俺の鼓膜を突き破る勢いだった
『ニュース!抗争!』
「あー、見た」
『え?お前どこのチャンネル見た?
その落ち着きじゃ見てねぇってこと?』
「4。あの黒髪の女の子の事か?
Aちゃんにすごい似てるとは思ったけど」
『ちゃんと見てんじゃねぇか!
あ、千冬は』
「まだ気づいてねぇんじゃねぇの?
それにハッキリとAちゃんって断言できる訳でもないし」
モヤモヤとしさせたニュースは
俺らをスッキリとさせないまま次のニュースへと変わってしまった
ただ、写っただけのシーンかもしれない
まだAちゃんが梵天のメンバーだと
決まったわけじゃない
そう考えたいと願った
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「あれ?A髪染めたのか?」
お兄ちゃん2人に挟まってソファに座っていたら
カクちゃんが髪にそっと触れてきた
「ううん。これウィッグ。
ココさんが地毛は目立つから外歩く時は着けとけって」
毛束を少し持ち上げると、濡れ羽色の人工の髪は
さらりと手からこぼれおちた
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まゆか(プロフ) - 飴玉さん» っ嬉しいです!ありがとうございます (2022年1月3日 7時) (レス) id: 9f4232803c (このIDを非表示/違反報告)
飴玉(プロフ) - Heartache.....大好きです..... (2021年12月28日 15時) (レス) @page43 id: 16dec3cb2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆか | 作成日時:2021年12月7日 0時