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「そういうことです。
だから、私を忘れて欲しくて、
千冬さんに、嫌いと言ってきました
ただ、それを言うのは苦しかったです
それで本音も言ってしまいました」
Aちゃんはペットボトルで目を冷やしたと思ったら
静かに涙を流してそれをペットボトルで隠していた
「そっか、」
「誰かを好きになるなんて初めてだったから
色々楽しかったです。
毎日がキラキラ、ふわふわして見えて、
今まで恋愛って汚いものしか見てこなかったから
恋ってこんなに楽しいものだって知れて、
私が見てきた汚い恋愛は、レアケースだったんだね
三ツ谷さん達と知り合ったおかげで
私のお兄ちゃんの知らなかった昔の話も知れて。」
そういえば、
「Aちゃんのお兄ちゃんって、」
「ん?」
「元東卍の人間?」
「ううん。違うよ」
「…苗字教えてよ」
「それ言ったら直ぐにわかっちゃうでしょ
教えません」
楽しそうに笑って、内緒。と人差し指で唇を押さえた
「千冬さんに言い忘れたので
伝言頼んでもいいですか?」
「ん、良いよ」
「楽しいひと夏でした。
ありがとう
そう伝えてください。
お水ありがとうございました。
そろそろ帰ります」
「…おう。元気でな」
ドラケンの言う通り、
本当にそうそう簡単に会っていい子じゃないんだろうな
結局最後までAちゃんの正体を知ることなく別れた
千冬が惚れた子は、謎が多すぎた
ただ、どっか昔、嗅いだことあるようなにおいがした
あのにおいは、どこでだったか
10年以上は昔だった気がする
喧嘩してたあのころの
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まゆか(プロフ) - 飴玉さん» っ嬉しいです!ありがとうございます (2022年1月3日 7時) (レス) id: 9f4232803c (このIDを非表示/違反報告)
飴玉(プロフ) - Heartache.....大好きです..... (2021年12月28日 15時) (レス) @page43 id: 16dec3cb2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆか | 作成日時:2021年12月7日 0時