Being fucked by sweet poison 2【梵天】 (ページ28)

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標的の組織が入ってるビルの構造は
蘭ちゃんが前に調べてたのを見て覚えてる
これなら1人の方が動きやすい

｢Aちゃん｣

はるちゃんが車を走らせ見えなくなるまで見送り
狙いやすい高さのビルに着くと
ソラさんがお願いしてたものを持ってきてくれた
｢ほんとに、やるの？｣

｢もちろん。こっちはお兄ちゃん怪我させられてんだよ
泣き寝入りなんかで終わらせるわけないじゃん
私を怒らせた向こうが悪い

ソラさんは、蘭ちゃん撃たれて
このままで良いなんて思ってる？｣

｢まさか。
やり返すぐらいじゃ気が済まないよ｣

｢それでこそ蘭ちゃんの1番の部下さんだよ。
反社やってんだから、反社らしく仕返ししよう｣

敵対組織のビルが見えて撃ちやすい1キロ圏内のビルの屋上
ソラさんが持ってきてくれたライフルケース受け取り
開ければ入ってるのはT-5000
｢すごいの持ってんだね、｣

｢梵天ですから。でもAちゃん狙撃なんてできるの？｣

｢まぁ、2人の妹ですから。｣
ガンゲームでりんちゃんに18戦17勝中
でもゲームと現実は違う。
風向きや空気抵抗からの着弾位置等計算しないといけない

色々と準備をしてひとまずスコープを覗くと
やはりここは程よい距離で狙いやすい。
呑気に敵のボスは漫画の世界かと思わせるような葉巻を吸って女はべらかして笑ってる
汚ぇ笑い上げてんだろうな
情報通り私の嫌いな種類だ
女を道具としか思ってないクソジジイ
おかげで遠慮なく殺せる
今のうちに女で楽しんどけ
｢クソハゲじじい｣

｢どんな感じ？｣

｢女の敵｣
サイレンサー付けてスコープ覗きながら照準を合わせる

あー、でもあの女の人、ボスの女とか書いてあったなぁ
1人で遺させるのは可哀想だから一緒に送ってあげるよ

パンっ

｢お、気づいた気づいた｣
窓ガラスを割ってボスの頭を貫いた弾丸
ガラスの割れる音に、女の悲鳴
それに気づいたのか
ぞろぞろと構成員がボスの部屋に集まる

｢さて、ソラさん行きますか｣

薬莢は拾ってソラさんにライフルを返して
そのまま敵のアジトに乗り込む
ソラさんに帰れって言ってもダメですの一点張りで
ビルの下で待っててもらうことにした

はるちゃんから借りたリボルバー1丁背に隠し
騒がしい敵のアジトが鼻の先
静かに入り1匹残らないように仕留めていく
敵さんの銃を奪って撃って、
私の喉元見てはこちらに銃口構える人達
｢あなたたちのお仲間にお世話になりまして

お礼参りに参りました｣

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