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夏の暑さにさすがに薄着のA
シアー素材のトップスは夏らしく爽やかな淡いブルー
見てるだけでも涼しげで良い
Aの腰に入ってる見慣れた刺青も
これまた薄らと透けて見える
彫り師がAの生き様を題材に彫ったっていう絵を
なぞると、擽ったそうに笑った
睡蓮とはまさにAの生き様模様だ。
よく思いついたよな、
「りんちゃんくすぐったい」
ただ、家の中だけならまだしも、
今ここ事務所なんだよなぁ
「なぁA、上着着ねぇ?」
「えー、暑いから今はいらないかな、」
「でもよぉ、」
妹の腰に入った刺青が部下のヤツらの目に入ると考えると
気が狂いそうになる。
まだ幹部の人間しかいない部屋だからいいけど、
兄ちゃんとしては心配です。
「…やっぱりダメ。A、俺のジャケット羽織ってて。
肩冷やすから」
ここまで言えば、むぅって頬ふくらましたけど
暑い暑い言いながら羽織ってくれた
取引の時間までの間兄ちゃんは昨日の始末書制作で
俺とAはのんびりと海外ドラマ観て暇つぶし
「やっと終わった、もう行く時間?」
「あと10分で出掛ける時間」
PCの画面見すぎで目痛てぇとか言いながら
ドカッと俺の横に座ってきた兄ちゃんは
そのまま取引先の資料に目を通し始めた
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「兄ちゃん、行く時間」
「ん。」
「今日皆出払ってるけど、Aどうする?」
この時、もしもAの選択が違ってたら?
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まゆか(プロフ) - 飴玉さん» っ嬉しいです!ありがとうございます (2022年1月3日 7時) (レス) id: 9f4232803c (このIDを非表示/違反報告)
飴玉(プロフ) - Heartache.....大好きです..... (2021年12月28日 15時) (レス) @page43 id: 16dec3cb2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆか | 作成日時:2021年12月7日 0時