70 ページ20
・
「会食の相手が兄ちゃんに本気になっちゃってしつこく絡んでんだってさ」
「へ?」
「今日の会食、相手男だったんじゃねぇの?」
A連れて兄ちゃん助けに行こうとしたら
ヤク切れ三途が1人にすんなとか駄々捏ねて着いてきた
「それが、代役でそいつの姉が来たんだとよ」
兄ちゃんに言われた場所に車飛ばして来てみれば
レストランの前で兄ちゃんに猫なで声で誘ってる女と
ゴミ見るような目してる兄ちゃん
「いいでしょ?ね?」
「えー?無理無理」
「私よりいい女なんていないって」
「おいA、早く助けに行ってやんねぇと
お前の兄ちゃんあのキモイ雌豚に取られるぞ?」
「え、」
「良いのか?もう蘭と一緒にいれなくなるんだぞ?」
だいぶオーバーに言ってAを煽ってる三途に
眉を下げてやだやだ言ってる
またぺしょぺしょに泣かせるのやめろ
「俺が行くよりAが行く方が効果あるだろ、
突撃してこい」
まじで兄ちゃんと女の会話に笑う
「お前よりいい女なら俺知ってるから
マジでご退出願いたい」
もはや兄ちゃんの口調変わってるし
「誰って言うのよ」
「え?ウチの子」
「蘭ちゃん、」
なぁもうAの突撃するタイミングよ
三途なんか後部座席でゲラ笑ってんだけど
Aの出現に女はうるせぇし、
なんでそんなやかましい女が会食の相手なんだよ
よく代理させたな
「だれー?この小娘。灰谷くんの友達?」
「俺のだーい好きな子。」
「えー?こんな子供みたいな子?
それより大人らしく遊ぼうよ〜」
あ、あの女死んだな。
「うるせぇ口だなぁ。
くっさい香水振りまいて食べたご飯は美味しかったか?
お兄ちゃんが嫌がってる顔してるのにも気づかないで
しつこく誘って、お兄ちゃんが手に入ると思った?」
「え?お兄ちゃんって、…え、妹?似てな〜い。
そう言う冗談いらないのよお嬢ちゃん」
「短絡的思考の持ち主ですね。
よくそれで会食代理引き受けましたね
私、その脳みその中でどんなのが詰まってるのか見てみたいです。今後のためにも解剖させて見せてくれません?」
Aのああいうとこ、誰に似たんだか
「妹否定されてあんたの誘いに乗る馬鹿いねぇから。
じゃ。」
兄ちゃんはそのまま女に黒い笑みを向けて
「交渉決裂」そう言い残してA連れて車に戻ってきた
「あーあ。始末書だな」
「いやあれが1番ベストアンサーだろ」
Aも兄ちゃんもからから笑って楽しそうだから
始末書もどうってことなさそうだな。
・
346人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
Being fucked by sweet poison 【梵天】
carry the pain inside 3【東京卍リベンジャーズ】【梵天】
もっと見る
「東京リベンジャーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆか(プロフ) - 飴玉さん» っ嬉しいです!ありがとうございます (2022年1月3日 7時) (レス) id: 9f4232803c (このIDを非表示/違反報告)
飴玉(プロフ) - Heartache.....大好きです..... (2021年12月28日 15時) (レス) @page43 id: 16dec3cb2e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まゆか | 作成日時:2021年12月7日 0時