11話 ページ11
あ「高杉は、教室には来るつもりないの?」
メロンパンを頬張りながらそんなことを聞いた。
高「まぁ、そうだな、、、」
あ「なんで?」
高「銀八と顔を合わせたくねぇ。
あとクラスのやつとも。」
今クラスメイトと顔合わせるどころかお話してるよ高杉。
あ「でも、悪い人はいないよ?
キモいやつはいるけど。」
総悟とか総悟とか総悟とか。
高「でも、今さら行ってもだろ。」
あ「そうかな?
クラス全員揃ったら嬉しいと思うよ?」
あ、もしかして。
あ「今さら教室戻るの恥ずかしい?カッコ悪いとか思ってる?
あ、それとも?
屋上でサボるのかっこいーとか思ってたり?」
ニヤ、と笑ってそう尋ねた。
すると。
高「は、そっ、そんな訳ないだろうが!!」
すごく慌て出した。
図星か、図星なのか!!!
え、ちょっと待って、高杉めっちゃ可愛い。
第一印象は最悪だったけど一気にはね上がったよ好感度。
これは教室に連れ戻すしかないね、毎日授業中も癒されたい。
更に追い討ちをかけるように言ってみた。
あ「えー、じゃあ戻れるよねー?
何をそんなに躊躇ってるのかなぁ?」
高「〜〜〜〜〜わぁったよ!!!
戻ればいいんだろ、戻れば!!!」
赤面しながら怒ったように言う高杉。
よっしゃあ!!
食べ終わったメロンパンのゴミを畳んでしまいながらガッツポーズをする。
あー、これから私の毎日が楽しくなる予感!!
あ「じゃあ行こう!
はやく行こう!!」
そう言って、高杉の手をとった。
高「ンな急ぐなよ、転ぶぞ。」
あ「そんなドジじゃありませんー!」
言い合いながら屋上の扉に手をかけようとした______
_______その瞬間。
沖「っはぁ、はぁっ、やっと、、、会えたっ、、、」
私がドアノブに手をかける前に勢いよく扉があいた。
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英理子 - 総悟キャラ崩壊w (2020年1月12日 9時) (レス) id: e9262c735d (このIDを非表示/違反報告)
零華 - 続き早く読みたいです (2017年4月2日 8時) (レス) id: 0a49580d96 (このIDを非表示/違反報告)
プラス - この小説とっても面白いです更新楽しみです^^ (2016年12月17日 13時) (レス) id: 06d8709620 (このIDを非表示/違反報告)
るしきた(プロフ) - 黒兎さん» 頑張ります!!ありがとうございます!! (2016年12月17日 11時) (レス) id: bbb087edf0 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - とっても面白いです! 更新頑張ってください!! (2016年2月10日 19時) (レス) id: 36c921d263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:軒下 | 作成日時:2015年12月30日 23時