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NIKI
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なるほど。
燐音くん、この前の副所長からのお説教を
実はかなり根に持っていたらしい。
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桜「つまり、副所長はんの“弱み”が、」
桜「あのプロデューサーっちことなん?」
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燐「おうよ!」
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燐「…って、言いてぇところだけど〜」
燐「まーだ『これだ!』っつー確信がねぇんだよなぁ」
燐「ニオイはプンプンすんのによぉ」
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コツンとテーブルに顎を乗せて脱力する。
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燐「ま、とにかく」
燐「俺っちの思惑はそんな感じだから、」
燐「お前らも副所長くんとあの美人ちゃんには、しっかりアンテナ張っとけよな〜」
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すると。
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《 ガタッ 》
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Hi「…馬鹿馬鹿しい」
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HiMERUくんがおもむろに立ち上がる。
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Hi「HiMERUはそのような浅はかで低能な計画には加担しませんので」
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燐「なァんだよ」
燐「メルメル、ご機嫌斜めでちゅね〜」
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そのまま部屋を出ていくHiMERUくんの後ろ姿に
燐音くんは呑気に
ヒュ〜と口笛を吹いていた。
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作者名:じまさき | 作成日時:2020年10月18日 16時