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YOU
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は?
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だけど、私が反応するよりも先に、
周りが反応する。
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Hi「……天城、」
椎「ちょちょちょ、燐音くんっ!?」
桜「ぬしは何を言うとるん…?」
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ジトッと睨みをきかせるHiMERUくんと
やけにあわあわする椎名くん。
桜河くんに至っては「はぁん?」と
薄ら眉間にシワを寄せていて、
ちょっと意外だった。
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燐「だってこんな美人ちゃんだぜ?」
燐「やっぱり男のひとりやふたりはいんのかな〜…?」
燐「なぁんて、思ったわけよ」
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方や、十人十色ならぬ
その三者三様の視線を浴びる天城くん。
回転イスでくるくる回りながら、
3人のことを気にとめていない感じ。
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「いないよ」
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もちろん、私も天城くんの発言を
気にもとめなかった。
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燐「まァじで!」
燐「なら俺っち、立候補しちゃおうかな〜?」
「はいはいはい。」
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天城くんって、
何だか羽風くんみたい…?
とか何とか思いながら、
適当にあしらわせてもらって。
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「学校ある人は、ちゃんと戻るんだよ」
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私は自分の分の手荷物を抱え、
ミーティングルームを出た。
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七【では、ES前で落ち合いましょう】
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そして茨くんから届いていたメッセージに
返事代わりのスタンプをひとつ送った。
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「…………、」
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早く夕方にならないかなぁ。
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作者名:じまさき | 作成日時:2020年10月18日 16時