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RINNE
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椎「まったくもう燐音くんは!」
椎「また副所長さんのこと怒らせてどうするんすかぁ!」
燐「っるせぇな〜、ピーチクパーチク」
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横にピッタリくっついて、
目くじらを立てるニキを
テキトーにあしらいつつ、
指定されたレッスン室に向かう。
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《 ガチャ 》
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予定より少し早く着いた俺たち。
だが、先客がいた。
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椎「あ、HiMERUくん!お疲れさまっす!」
Hi「お疲れさまです」
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レッスン着姿のHiMERUが、
長い脚を伸ばし柔軟をしていた。
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燐「おーう、メルメルは優秀だなぁ」
Hi「時間前行動は当然です」
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ニキへの対応とは違って
俺が声をかけても、プイッと
そっぽを向かれて。
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椎「はぁ〜」
椎「燐音くんを叱ってたらお腹がすいてきちゃったすよ〜」
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なんて言いながらニキの野郎は、
ズボンのポケットからバータイプの
栄養補助食をいそいそと取り出していた。
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そして、程なくして
またドアが開く。
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桜「なんじゃ、」
桜「わしが最後か」
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玲明学園指定のスクールバッグを
抱えたこはく。
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「「…………。」」
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何ともいえない空気が流れる。
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それぞれが、それぞれを
不思議そうな目で見つめる。
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レッスン開始まで、まだ30分もある。
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作者名:じまさき | 作成日時:2020年10月18日 16時