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YOU
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HiMERUくんと別れ、
P機関のオフィスへと戻り
午後にあるCrazy:Bの
レッスンメニュー作りに取りかかっていた。
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《 コンコン、 》
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ドアがノックされる。
「どうぞ」と私が声をかけると、
透き通る様な綺麗な金色髪が見えた。
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天「お疲れさま」
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天「ちょうど良かった」
天「難しい顔しているところ申し訳ないけれど、」
天「ひとつ、仕事をお願いしたいんだ」
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「そんな顔してた?」
天「少なくとも僕にはそう見えたかな」
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相変わらず目ざといというか
何というか…。
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天祥院くんが差し出してきた
【企画 (案)】と
表記された冊子の挟まれた
バインダーを私は受け取る。
軽く中を確認するとfineのだった。
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天「急ぎというわけじゃないから、」
天「内容を把握し次第、連絡をもらえると助かるよ」
「わかった」
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そして天祥院くん。
そのまま退室するのかと思いきや。
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天「“新ユニット”くんたちの方はどうだい?」
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近くにあった回転椅子に
腰を落ち着かせてしまう。
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「あー…、Crazy:Bのこと?」
天「当然」
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長い脚を組み、腕を収めた
天祥院くんの話は高確率で長くなる。
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作者名:じまさき | 作成日時:2020年10月18日 16時