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HiMERU








−−−−−









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それを聞いて、俺は


少し前にシャワールームで


椎名も一緒にいた時に


再三主張したことを、改めて言う。









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Hi「HiMERUは反対です」








Hi「副所長とあのプロデューサーとは、仕事上の付き合いで十分なはずですよ」









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Hi「それなのに、個人を探るような真似をするなんて、」









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燐「なぁんだよ、メルメルは相変わらず堅物だな〜」








燐「そもそもの言い出しっぺはお前だろう?」









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Hi「HiMERUはただ単に感想を述べただけです」








Hi「副所長の言い分に“私情”が混ざっている」








Hi「と、いう旨の感想を」









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燐「はぁ〜?」









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フンと鼻を鳴らす俺に


天城は片眉をしかめた。









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桜「HiMERUはん、何か知ってるん?」








Hi「…桜河は知らなくて良いことです」









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俺がそう言うと、今度は桜河が


少しつまらなそうに頬を膨らせた。









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椎「んもう、燐音くん…!」








椎「先に行くなら行くって、言ってってくださいよ〜」








椎「僕、燐音くんがまたミーティングをバックレたと思って、」







椎「家中探しまくっちゃったじゃないっすか〜」









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燐「あの狭ェ部屋のどこを探すっつーんだよ」








燐「アホか、てめぇは」









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程なくして、椎名が姿を見せ。









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《 ガチャ 》









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「あ、よかったよかった」








「今日はみんなちゃんといるね」









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また“彼女”も、


ほぼ指定の時間通りにやって来た。









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作品ジャンル:恋愛
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作者名:じまさき | 作成日時:2020年10月18日 16時

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