10.兄ちゃん ページ10
〜七日後.早朝〜
あれから鬼を狩り尽くして、今日に丁度鬼が狩り終わるように調整した
他の隊士を助ける事はしなかった。だってそんな事したら隊士の質が落ちるから
……何故、竈門さんを助けたのかは判らない。だけど、助けたいと思ってしまった。助けてしまった
輝利哉「お帰りなさいませ」
かなた「おめでとう御座います。ご無事で何よりです」
戻ってくると既に広場には四人居た。山の中には生き物の音はしないからこの四人が私の同期となるのだろう
人を助けられなかった事を悔やんでいる竈門さん。怪我は手当てして貰っているから大丈夫だろう…無事でよかった
蝶と戯れている美少女…彼女はカナエと胡蝶の継子である栗花落だ。会ったことや面を向かったことはあるが話したことは無いな。互いに口を開かないから
善逸「死ぬわ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ。ここで生き残っても結局死ぬわ俺」
ちゃんと生き残っている善逸。恐らく鬼と会う度に眠って頸を斬ったのだろう。善逸には才能がある。壱ノ型しか使えないけどコイツの霹靂一閃は桑島さんに並ぶ程でもあるし…
玄弥「で?俺はこれからどうすりゃいい。刀は?」
コイツは…嗚呼、確か悲鳴嶋さんの弟子の不死川玄弥だったか?継子でもない異例の弟子。不死川さんの弟でもあるって…面を向かって会ったことはないが、影から修行場を見たことがある。確か鬼喰いをしているとか…
私の同期は少し個性的だな…柱にも負けない程に
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作者名:帽子神 | 作成日時:2020年1月31日 18時