【ハイキュー】清水先輩、お呼びですよ【烏野】

月「5話……」『もうちょい元気出せよ…』月「先輩に言われたくないです」 ページ7

月島side


あの人はほんとにバカだと思ってる



や、勉強はできるよ？そうじゃなくて

日常生活がバカ………って感じ？


こういう人にバカって言う言葉を誰か作ってくれ……



まぁ、そういうバカだから。山口もそうだけど




ラブレターの話してる辺りからA先輩来てるのに気づかないし、バレてることにも気づいてない



僕だって1回は山口に教えようと思ったよ？

A先輩が山口に話しかけようとした時はわざとおっきな声で言ったし



まぁ大きな声で自分の話されてたらさすがのA先輩でも食いつくと思ってやってみたってのもある


予想通りバレバレな隠れ方してずっと話聞いてるしね









月「で、A先輩はいつまでそこで隠れているんですか。出てきたらどうです？」





『うぇっ！？バレ…てる！？』




山「えええ！？A先輩いたんですか！？いや、その前になにドリンク作りサボってるんですか！！もう終わっちゃいますよ！！」





『あ、じゃあそのまま最後までよろしく』←





月「ダメです。清水先輩と澤村先輩に言いつけますよ」





『ごめんなさい』









どうして僕の先輩はこんなにも子どもっぽいのか………


まぁそういうところも好きだけど

なんか、僕が見てないとみたいな感じの気持ちが芽生える……






僕は日向とか、山口みたいにアピールがうまくないから


どうやったら振り向いて貰えるんだろう







…………正直、この人に気づいてもらうのは相当難しいよな




だったら先輩がなにやるにも僕に助け求めるっていうぐらいまででいいや




だって先輩たちは色んな名目つけて話せるし、1年はアピール出来るやつばっかだからいつでも話してるけど

僕はできないし




だったらあっちから来てもらう方が得策でしょ









『月島どうした？ねね、手伝ってくれない？』





月「一瞬だけ心配してすぐパしろうとするのやめてくれます？」





『ごめんって。私このドリンク持ってくから、タオルお願いしていい？』





月「………？山口は？」





『なんか澤村先輩に呼ばれて行っちゃった。だから手伝って』





月「わかりましたよ」









ほらまたひねくれて


やだな、正直じゃない感じ。この人は言葉の通り受け取りそうだしな









『月島は天邪鬼だね。優しいのは知ってるから正直でいいのに』





月「えっ」









この人は〜〜〜〜〜！！！



そういうとこほんと好きだバカ！！！！！

西「6話！！！」『黙れチビ』西「うるせぇ！！！」→←山「4話！です！」『山口可愛い』

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す