マイペース王子様 *4* ページ4
キーンコーンカーンコーン
よし授業終わったー!
そういえば、今日慧くん図書委員だから図書室まで来てって言ってたな……よし!行こう!
「はとちゃん、バイバイ!また明日ね!」
「おっ!頑張れー?ニヤニヤ また明日!」
はとちゃん凄いニヤニヤしてた……
これは明日聞かれるパターンだな……。
ガラガラガラッ
図書室は2〜3人しか居なくて凄く静か。
風も通って気持ちいいなー。
慧くんは……あっ居た!
「図書委員なのに寝てるし……(笑)」
周りに迷惑にならないように静かに近づくと
ふわっと風が吹いて
慧くんのふわふわした髪が揺れて私の大好きな慧くんの甘いシャンプーの香りが鼻に入ってきた。
「慧くん……寝顔可愛いなぁ……」
女の子よりも可愛いんじゃないかってくらい可愛い慧くんの寝顔に慧くんの真正面の席に座ってぼーっと見つめていたら
『なーに彼氏の寝顔に見惚れてんの』
「ふぇ!?……あっ、おはよう」
『んふ、おはよう』
ちょっと寝ぼけ気味の慧くんの可愛い顔とニットの袖から少し出た慧くんの綺麗な手に胸が高鳴った。
ずっと慧くんの手を見ていたら私の視線に気づいた慧くんがイタズラっ子のような笑顔で
『良いでしょ?萌えそでだよ?』
「へっ!?う、うん!」
『可愛いなぁ、(人1)は』
なんて言うからまた私の顔は茹でだこ状態。
と、とりあえず話題を逸らそう!
心臓が持たない……!
「け、慧くん図書委員の仕事しなくて大丈夫なの?」
『んー、もう終わったから帰ろーか』
え、本当に仕事してた?
………………まぁ、いっか!←
「は、はい!帰りましょう!」
無意識に出た敬語。慧くんが聞き逃すはずがない。
「慧くん……?どうした……きゃっ!」
いきなり慧くんに腕を引き寄せられて
ちゅっ
『敬語使ったバツだよ?そんなにキスして欲しかった?ニヤリ』
そんなちょっと意地悪でかっこいい慧くんに私は
「そ、そんな事無いよ……/////」
という言葉しか出てこなかった。
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白米王子様#あずさ(プロフ) - ありりん#さん» ありりんさん!ありがとうございます(><)いやいや!ありりんさんに比べたらまだまだです…。読んで下さってありがとうございます!(*^^*) (2015年8月22日 17時) (レス) id: 0418bb43c9 (このIDを非表示/違反報告)
ありりん#(プロフ) - どうも!すごくドキドキしました!全然私なんかより文才ありますよ!! (2015年8月22日 17時) (レス) id: 3dcca3255e (このIDを非表示/違反報告)
白米王子様#あずさ(プロフ) - こんばんは!リクエスト作品を書き終わったのでお知らせしておきます(^^)「如く」を「妬く」と勘違いしてやきもち妬いた伊野ちゃんを書いてしまったんですが大丈夫でしたでしょうか?違ったら書き直しますのでコメントお待ちしています(^^) (2015年8月16日 23時) (レス) id: 0418bb43c9 (このIDを非表示/違反報告)
白米王子様#あずさ(プロフ) - やまちね♯ららさん» コメントありがとうございます(^^)間違っていたらすみません!思春期シリーズの方ですか?(*^^*) (2015年8月15日 22時) (レス) id: 0418bb43c9 (このIDを非表示/違反報告)
やまちね♯らら - 白米王子様#あずささん» おもしろくないと思いますが読んでくれると嬉しいです! (2015年8月15日 20時) (レス) id: 8ccec61c0f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白米王子様#あずさ | 作成日時:2015年8月14日 12時