19 - Daiki Side ページ19
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- 大貴side
朝日が眩しくて目が覚めた。
あれ?なんで床で寝てんだろ。
Aを家に誘ってコンビニ行ったのは覚えてて、無事に家着いてからの記憶がない。
部屋を見渡してもAの姿はない。
さっきから忙しく振動しているスマホを確認すると、通知の数が凄いことになってる。
マネージャー、高校メンバーのフットサル会、仕事先で連絡先しつこく聞かれて仕方なく交換したモデルの子達とか…。最後はどうでもいいか。
その中にあった。
A家の鍵はポストに入れました
悪いことした…
怒ってるかな。
元サッカー部のメンバーで定期的に集まっているフットサル会のグループトーク画面。
いのちゃん飲もー。いつひま?
侑李次は行けるように予定調整しようかな
いのちゃんいつもしてよ笑
いや、伊野ちゃん帰宅部だろ、って毎回俺がつっこむのがお決まり。
美波からも連絡きてる。
美波いまご飯食べてたら偶然ちーちゃんに会った!!
美波お幸せにって言われた笑
美波と付き合ってること、隠してたわけじゃないけど。フットサル会のメンバーは特に何も言ってこない。
美波まだまだ帰れなさそう。帰れても一瞬寄るくらい。すまんね
大貴いいよ、俺のことは。仕事第一!
ベッドに横になった。
もう6月か……暑くなってきたな。
テレビの横に飾ってある写真が目に入る。 飾ってあるのは高校の時のものばかり。 体育祭、夏祭り、文化祭…どれも幸せな思い出ばかり。
昨晩来た時、Aは見たかな?
わぁ〜懐かしいね〜、なんて言って一緒に写真眺めたかった。
またスマホが振動してる。
も〜伊野ちゃんうるさいなぁ。
侑李昨晩Aに会った
侑李なにしてんの
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作者名:もちもち | 作成日時:2019年7月19日 0時