二人のゲーム

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ＮｏSide

雄太「どういうつもりですか…」

一輝「別に、何しようが俺の勝手だろ」

雄太「Aが他の男と仲良くしているんですよ！？」

一輝「Aがあいつの事が好きならそうすればいい、俺の事を必要としてくれるのならそれだけで構わない」

雄太「理想のAが崩されているなんて…俺は知りたくなかった！だから止めたかったのに…！」

一輝「だからって傷つけるなよ！女神様に指一本傷なんてつけさせない！」

雄太「俺だってAを理想の彼女にさせたいんだよ！邪魔するなよ！」

一輝「…話が合わねぇ…なぁ…もう……絶交しよう」

雄太「…そうだな」

図書館にはの愛が行き過ぎた二人のみ

共に睨み合っている

お互いの愛し方が違う

けれども

愛する相手は二人とも同じ

そうなってしまえばライバルだ

恋愛にはライバルが付き物だ

彼女の隣は一枠だけ

どちらがその座を勝ち取るのか？

この会話を彼女は知らないまま

物語は進む

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