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Aは内心ひやひやしていた。
この高鳴る心臓の音が彼に気付かれていないかと。
大先生がAを落とすために色々と画策していたのは、実は功を奏していたのだ。
Aは純粋に大先生を好きになっていた。
男の人から優しくされたことなどなかったAには、あの1度目のお出かけだけで十分心を動かされるものがあった。
あれから実は毎日ソウハに相談していて、今日のも本当はしんぺいさんがついて行ってくれると行ったのだが、お断りして大先生を誘いに行ったのだ。
so《さっさと告白しておかねぇと。あいつは案外モテるんだから、他の娘に先越されるぞ》
昨日のソウハの言葉が脳裏に過ぎる。
茸を取りながらAは小さく唾を飲み込んだ。
『だっ…大先生！』
ut「うん？」
同じように茸を取っていた大先生がこちらを見る。
さらさらと流れる青みがかった髪が彼の顔にかかった。
『わ、私…ね、その…………大先生の事…好きなの』
ぽそぽそと蚊の鳴くような声で呟く。
顔を見られたくなくて、今日は着ていたローブのフードを深く被った。
怖いほどの沈黙が流れた。
隣から溜め息が聞こえてきて、Aは肩を揺らした。
振られるんだと思って、じわりと涙が出てくる。
ut「…僕が先に言おう思ってたのに……はーーっ…かっこ悪ぅ…」
そう聞こえたかと思うと、大先生はAの前に移動した。
そうしてローブの中に隠れるAの小さな唇に口付けた。
驚いてAが顔を上げる。
拍子にローブが脱げて、Aの真っ赤な顔が現れた。
ut「これが僕なりの答えなんやけど」
そういって意地悪な顔で笑った大先生に、Aはまた泣いた。
泣くなや〜と頬を撫でてくれる手が優しくて、嬉しくて、余計に泣いてしまう。
手を繋いで仲良く要塞に帰ってきたのだが、目を腫らしたAをみて勘違いしたらしく、しんぺいさんやトントンに大先生が追いかけられていた。
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コレット(プロフ) - みどりさん» うあー…ありがとうございます！え…めっちゃ嬉しいです！ (2020年2月14日 8時) (
レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
みどり - いや、、、プロかあ(語彙力)鬱先生が簡単に一途にならんとこも好こやわ、やば、すご (2020年2月14日 7時) (レス) id: ae6be26781 (このIDを非表示/違反報告)
コレット(プロフ) - 小豆さん» はぅぁぁぁ…！ありがとうございます！プロじゃないけど頑張ります！ (2020年1月16日 19時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 新作おめでとうございます！プロですね！（？）頑張ってください！ (2020年1月16日 18時) (レス) id: ed27267b4a (このIDを非表示/違反報告)
コレット(プロフ) - あめさんさん» まじですまじです！寧ろ毎作でコメント頂いてて、めっちゃ嬉しいのでもっとがんがん送り付けちゃって下さい！ (2020年1月14日 21時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コレット
| 作成日時：2020年1月14日 18時
