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tn「なんか見つかったか？」
em「トントンさん」
仕事に一区切りをつけて図書館に行くと、エーミールが本の山に埋もれていた。
向こうからはオスマンがまたタワーの如き本を運んできている。
em「それがなぁ、あんま見つからへんのよ。な、オスマンさん」
os「めう…これだけ探してもそれっぽい文献ないめう」
tn「うーーん…なんやろうなぁ…また神様か？」
先の戦争の際にAが見せたあの魔法陣のようなもの。
あれは一体何なのだろう。
神様が扱う力は目に見てきたが、魔法というのは縁がない。
それに、神様に関しては文献が多いのだ。
土地神ゆえに。
けれど魔法についてはそもそも本当にそれがあるのか否か、という問題から入らなければならない。
ゆえに有力なのは神様なのだが、あの大量の本や鍋、引きずるような黒のローブ、梟、ときてしまったらあとは魔法だ。
なので博識な彼らに魔法についての文献がないか探してもらっているのだが……
em「あ"っ！あった！！」
tn「でかしたエミさん！」
しばらくして本の山から出てきたエーミールは、机の上にその本を広げた。
〔遠い国のどこかに魔法学校というのがあり、そこで魔法使いや魔女を育成している。
また、魔法使いや魔女は世界人口の1割を占めていて、普段は森の奥や谷などに住んでいる。
だが最近の魔法使いや魔女は、ただの人間に混ざって生活している者も少なくない。〕
os「凄いめう！魔法ってほんまにあるんやね」
em「是非とも1度会ってみたいですね！」
わくわくと目を輝かせる2人をよそに、トントンは更に読み進めていく。
〔ただし、魔法使いや魔女に対して友好的な関係を築こうとせず、魔女狩りを行う人間も多い。
それによって姿を現さなかったり、現したくない魔法使いや魔女がいることも忘れてはならない。〕
それならば、Aはどちらだ？
グルッペンの前に連れていった時に怯えた表情を晒したあの子は。
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コレット(プロフ) - みどりさん» うあー…ありがとうございます！え…めっちゃ嬉しいです！ (2020年2月14日 8時) (
レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
みどり - いや、、、プロかあ(語彙力)鬱先生が簡単に一途にならんとこも好こやわ、やば、すご (2020年2月14日 7時) (レス) id: ae6be26781 (このIDを非表示/違反報告)
コレット(プロフ) - 小豆さん» はぅぁぁぁ…！ありがとうございます！プロじゃないけど頑張ります！ (2020年1月16日 19時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 新作おめでとうございます！プロですね！（？）頑張ってください！ (2020年1月16日 18時) (レス) id: ed27267b4a (このIDを非表示/違反報告)
コレット(プロフ) - あめさんさん» まじですまじです！寧ろ毎作でコメント頂いてて、めっちゃ嬉しいのでもっとがんがん送り付けちゃって下さい！ (2020年1月14日 21時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コレット
| 作成日時：2020年1月14日 18時
