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ジョングクと別れてから、私は少しだけ街を歩いた後帰りのバスに乗った。
通行止めは解除されたようで、バスは予定通りの運行となった。
あの後、ジョングクから言われた通りキム社長へは断りの返事を入れた。
しばらくすると『残念ですが、今度の商工会でお会いましょう』とあっさりとしたメッセージが送られてきた。
「あ、そっか。来月は会議があるんだった…」
定期的に開催している水安保の商工会は、毎回公民館を貸し切って行われていた。
キム社長は今まで参加したことがなかったのだが、今回は参加するということで商工会会長が若干不安そうな面持ちをしていたのを思い出した。
無事に終わればいいのだけど…
そんなことを考えながら、私は窓の外を眺めていた。
「はぁ…」
彼に囁かれた言葉が、まだ耳に残る。
抱きしめられた感触が、今もまだ感じる。
どうして、こんなにも好きになってしまったのだろう。
さっき会ったばかりなのに、もう彼のことが恋しく思う自分に溜息をついた。
次会えるまでに、ダイエットしようかな。
きっと彼は、そんなことしなくても綺麗だよとか言うに違いないけど。
でも、好きな人には少しでも綺麗な姿を見せたいと思うのは乙女心というもの。
次会えるのは2週間後。
彼と過ごした時間に思いを馳せながら、私はゆっくりと目を閉じた。
「ハンさん、しばらく来れないんだと」
旅館へ戻った途端に告げられた言葉に、私は目を丸くした。
「え…。レン、ハンさん体調崩したの？」
あんなに元気だった人が急に休むなんて、何か余程のことがあったのではないかと心配になった。
「なんか、実家の畑が荒らされたみたいでさ。畑なおしている時に腰を痛めたんだと」
ゆっくり休んだら治るから心配いらないってよと、レンが軽い口調で言ったので少しだけ安心した。
「そっか。なら、ゆっくり休んでもらわなきゃね。それよりも、畑荒らしって今時珍しいわね」
この辺りは山に囲まれているので野生動物の目撃情報はよく耳にするが、畑荒らしといった話は私がこの旅館を任されて以来聞いたことがなかった。
「ところでA、彼氏とラブラブできたの？」
ニヤニヤとしながら聞いてきたレンを若干強めに小突いた。
JK『無事着いてよかった。』
夜、ジョングクから電話があり私達は少しだけ話をした。
「ありがとう、電話くれて」
JK『こちらこそ。あ、そういえば今週末そっち行っていい？』
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あーちゃん(プロフ) - とりま最高 (2019年10月10日 16時) (
レス) id: 578ed0c715 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 愛(ｻﾗﾝさん» ありがとうございますm(_ _)m 次回作もお楽しみに…笑。 (2019年3月21日 16時) (レス) id: 6fb3a64d96 (このIDを非表示/違反報告)
愛(ｻﾗﾝ(プロフ) - お、おわり、、 めちゃくちゃ面白かったです！ありがとうございました！次もあるなら待ってます！お疲れ様でした (2019年3月21日 14時) (レス) id: bbbfbb5774 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 凄い面白いです！更新頑張って下さい！ (2018年12月17日 15時) (レス) id: e9fb8ac079 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ちあさん» ありがとうございます。頑張ります♪ (2018年12月6日 14時) (レス) id: 62b0c80745 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2018年9月14日 15時
