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目がさめると、すでに空は明るくカーテンから光が漏れていた。
何時だろうと思い、ベッドの縁に置いてあったスマホを取ろうと手を伸ばすと、お腹に回された手に力が込められた。
がっちりホールドされている感じがして、私はてっきり彼が起きているのかと思い名前を呼んだ。
しかし、返事は来なく代わりに抱き寄せられた。
やっぱり起きているんじゃないかと思い、お腹に回された手をトントンと叩くと「まだ…」とくぐもった聞こえた。
「ジョングク、起きてるんでしょ。朝ごはんの時間過ぎちゃうよ」
JK「たべる…」
そう言って起きた彼は、まだ眠たそうに大きくあくびをした後私を抱きしめた。
JK「A、おはよう」
「おはようジョングク」
JK「ねえ、体は大丈夫？」
昨日激しかったからと、にやけ顔で聞いてきたジョングクを、私は近くにあった枕で叩いた。
「もう！朝から恥ずかしい！」
私の抵抗など虚しく、彼はケラケラと笑っていた。
JK「ははっ、ごめんごめん。Aの反応が可愛くてつい。ほら、早くご飯食べよう」
ジョングクはベッド脇にあったフロント用の電話を取り何やらお願いをしていた？
「ああ、そうか。あなたバレたら大変だもんね」
気が利かなかったなと思いつつ、朝食を二人でゆっくり食べれることが嬉しく感じた。
JK「個室で食べれるよう依頼したから、行こうか」
先ほどまでの寝坊助さんはどこに言ったのやら。
テキパキと身支度した彼を追って、私もパジャマを着替えた。
朝食を済ませた私達は、部屋に戻ってゆっくりとお茶をすすっていた。
「ふぅ。落ち着くわ」
JK「Aって、やっぱり日本人って感じだね」
「え、日本人だけど」
いきなり何を言い出すのかと思ったら、彼は私の頬に手を添えた。
JK「もう、いじめられていないよね」
触れられ手がじんわりと温かい。
昔の面影を少し感じながら、今目の前にいる彼が私の心を満たす。
「もう、大丈夫だよ」
あなたがいるから、怖いことなんて何もない。
ジョングクの手を握って、彼の指先にキスをした。
JK「A…」
彼は一瞬驚いた表情をしたが、目を細めて笑った。
JK「ふふ、困ったな。本当に連れて帰りたい」
ゆったりと時間が過ぎる中で、甘い雰囲気がくすぐったく感じる。
ヴーヴー
テーブルに置いてたスマホが振動した。
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あーちゃん(プロフ) - とりま最高 (2019年10月10日 16時) (
レス) id: 578ed0c715 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 愛(ｻﾗﾝさん» ありがとうございますm(_ _)m 次回作もお楽しみに…笑。 (2019年3月21日 16時) (レス) id: 6fb3a64d96 (このIDを非表示/違反報告)
愛(ｻﾗﾝ(プロフ) - お、おわり、、 めちゃくちゃ面白かったです！ありがとうございました！次もあるなら待ってます！お疲れ様でした (2019年3月21日 14時) (レス) id: bbbfbb5774 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 凄い面白いです！更新頑張って下さい！ (2018年12月17日 15時) (レス) id: e9fb8ac079 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ちあさん» ありがとうございます。頑張ります♪ (2018年12月6日 14時) (レス) id: 62b0c80745 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2018年9月14日 15時
