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JM「テヒョナー、ジョングクが上の空だよ」
旅館葉月を出てから、車内で一人ボーッとしていた俺を見かねたジミンが声をあげた。
TH「ジミナ、ジョングクは恋煩いってやつだから気にしないでいいよ。」
隣でテヒョンが、先ほどAがくれたハンカチをひらひらとさせた。
TH「ジョングギ、Aちゃんからこれをもらえなかったからっていじけてるの？」
ニヤニヤとしながら言ってきたテヒョンを俺は軽く叩いた。
JK「違います。もらえなかったんじゃなくて、作り直してもらっているんです！」
TH「なんで？！」
やたらと理由を聞きたがるテヒョンに、俺はAとのことを話した。
JM「へぇ！じゃあ、ジョングクとAちゃんは昔からの知り合いで、好き同士だったってこと？」
JK「そうなんです。そんで、今朝Aが俺に作ってくれたハンカチを涙で汚したからって言って、俺だけ作り直しになったんです。」
彼女が作ってくれたものなら何だって嬉しいのに、Aは頑なに作り直すと言ってきかなかった。
TH「Aちゃんとジョングクは両想いなんだね！良かったじゃーん。」
そう言って俺の頭をグリグリとしてきたテヒョンは、何かを思い出したかのように表情を一変させた。
TH「そういえば、山仙の社長とAちゃんがあまりいい関係じゃないって聞いたんだけど、本当なの？」
JK「いつの間にそんな情報を…そうです、山仙がAの旅館を買い取ろうとしているんですが、Aが要求を飲まないので嫌がらせをしているみたいですよ」
キム社長と対峙した時の彼女は、まるで別人だった。
旅館のメンバーも、キム社長のやり方には腹を立てているが、手を打たないのはAの意思との事だった。
『こちらが下手に動けば、必ずみんなに危害が及びます。今は、じっと我慢をするしかないんです』
彼女は、従業員に危害が及ぶことを何より恐れていた。
キム社長の卑劣な手口を知っての判断だった。
JM「それじゃあ、なおさら心配だね。外堀から攻めてもだめなら、直接城主を攻めるんじゃないかな…」
考え過ぎかもしれないけどねと言ったジミンの言葉に俺は手を握りしめた。
JK「もし、そんなことがあれば、絶対にあいつを許さない」
TH「地獄に落としてやろう。」
JM「再起不能にしなきゃね。」
RM 「なんだ、物騒な事言って。ゲームの話か？」
俺たちのリーダーはいろんな意味で破壊神だなと、一気に力が抜けるのを感じた。
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あーちゃん(プロフ) - とりま最高 (2019年10月10日 16時) (
レス) id: 578ed0c715 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 愛(ｻﾗﾝさん» ありがとうございますm(_ _)m 次回作もお楽しみに…笑。 (2019年3月21日 16時) (レス) id: 6fb3a64d96 (このIDを非表示/違反報告)
愛(ｻﾗﾝ(プロフ) - お、おわり、、 めちゃくちゃ面白かったです！ありがとうございました！次もあるなら待ってます！お疲れ様でした (2019年3月21日 14時) (レス) id: bbbfbb5774 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 凄い面白いです！更新頑張って下さい！ (2018年12月17日 15時) (レス) id: e9fb8ac079 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ちあさん» ありがとうございます。頑張ります♪ (2018年12月6日 14時) (レス) id: 62b0c80745 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2018年9月14日 15時
