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キム社長の話をしている間も、ジョングクは何も言わずにただ私の手を優しく握ってくれていた。



その手の暖かさがジーンと伝わり、私は話していくうちに心がだんだんと穏やかになっていくのを感じた。


ジョングクに抱きしめられ、先ほどまで引いていた涙が、また零れだすように止まらなくなった。








彼のそばにいると、ひどく安心する。


それと同時に、なぜだか心がぎゅっと締め付けられるような感覚に陥る。






私は、きっと彼に恋をしているんだ。

気づくのにそう時間はかからなかった。

最初に会った時から、彼に対して抱く感情は他の方に対するそれと異なるものだった。



どこか懐かしいような、まるで昔から知っているような感じがした。

出会って1日も経っていないのに、彼を見るとひどく恋しく思う自分がいた。









JK「A、そろそろ戻る?」

彼の腕の中が気持ちよくて、私は離れがたかった。

「ジョングク…ありがとう」

あ、このことは二人だけの秘密ね。そう言って笑った私を見て、ジョングクは困ったような笑顔をした。


JK「わかったよ。でも、一人で抱え込むなよ」

彼の言葉が、私を勇気付けてくれる。

今は、それだけで十分だった。

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あーちゃん(プロフ) - とりま最高 (2019年10月10日 16時) (レス) id: 578ed0c715 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 愛(サランさん» ありがとうございますm(_ _)m 次回作もお楽しみに…笑。 (2019年3月21日 16時) (レス) id: 6fb3a64d96 (このIDを非表示/違反報告)
愛(サラン(プロフ) - お、おわり、、 めちゃくちゃ面白かったです!ありがとうございました!次もあるなら待ってます!お疲れ様でした (2019年3月21日 14時) (レス) id: bbbfbb5774 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 凄い面白いです!更新頑張って下さい! (2018年12月17日 15時) (レス) id: e9fb8ac079 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ちあさん» ありがとうございます。頑張ります♪ (2018年12月6日 14時) (レス) id: 62b0c80745 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき | 作成日時:2018年9月14日 15時

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