検索窓
今日:33 hit、昨日:5 hit、合計:292,182 hit

15 ページ15

翌朝、トンネルの開通工事が始まったと連絡があり一安心した。


この調子だと明日には開通できるかもしれないということで、マネージャーさんは先に朝食を済ませた後に事務所への連絡やら出演番組の段取りやらで忙しそうにしていた。



一方、メンバーの皆さんは仲良く朝ごはんを食べていた。



JK「ヒョン、食べないなら下さい」

JN「あ!ジョングガー!返事する前に取るなよ!」

TH「ヒョン、それいらないんだったら下さい〜」

まるで、食べ盛りの兄弟達がいるような食卓で朝から賑やかだった。

「ところで、みなさん今日はどうされるんですか?」

せっかく来たのだから、是非観光してはどうかと提案したものの、「ここでゆっくりした方が良いから、今日はずっとここにいたい」と皆口々に言った。


RM「観光地だから、人も多いだろうしね。逆に温泉地に来たんだからここの湯に思いっきり癒された方が得すると思う」

ナムジュンの意見に皆賛同した。






JK「ところで、Aは今日どうするの?」

ジョングクが、食後のコーヒーを片手に私へ話しかけてきた。

コーヒーのCMのように優雅に飲む姿が、彼が芸能人だってことを思い出させた。

彼の動作に見惚れていた私に「どうした?具合悪いの?」と心配そうに伺った。

「あっ、ううん!元気よ!えーっと、今日は買い出しに行くだけだけど…」

そう私が答えると、彼は目を輝かせた。


JK「じゃあ、俺もついていきたい」

「え、でもジョングク、一応バレたら大変じゃないの?」

この国では誰もが知っているグループだけあって、私といることがバレたら変なニュースになりかねない。

そんなことを考えている私とは逆に、彼は楽天的だった。

JK「大丈夫だよ。マネヒョンにもちゃんと許可取ってるし。それに、Aとならそういうスクープになっても俺は構わないよ」

なんてサラッと言うものだから「もう、大人しくしててよ」と照れ隠しで少しムキになった。

16→←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (271 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
968人がお気に入り
設定タグ:ジョングク , 日本人 , BTS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あーちゃん(プロフ) - とりま最高 (2019年10月10日 16時) (レス) id: 578ed0c715 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 愛(サランさん» ありがとうございますm(_ _)m 次回作もお楽しみに…笑。 (2019年3月21日 16時) (レス) id: 6fb3a64d96 (このIDを非表示/違反報告)
愛(サラン(プロフ) - お、おわり、、 めちゃくちゃ面白かったです!ありがとうございました!次もあるなら待ってます!お疲れ様でした (2019年3月21日 14時) (レス) id: bbbfbb5774 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 凄い面白いです!更新頑張って下さい! (2018年12月17日 15時) (レス) id: e9fb8ac079 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ちあさん» ありがとうございます。頑張ります♪ (2018年12月6日 14時) (レス) id: 62b0c80745 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆき | 作成日時:2018年9月14日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。