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JM「グギ拗ねないの。Aちゃんだって仕事なんだから。」
結局あの後も彼女がゆっくりできるはずもなく、料理が全て出たと思ったらほとんど食べてしまったのだ。
JK「一緒に食べたかったのに…美味しくて気づいたらほとんど食べていたなんて…」
「ジミンシー」と俺は隣にいたジミニヒョンの肩に額をぐりぐりとした。
お待たせしました、とようやく側に来てくれた彼女は、落ち込んでいる俺を見てそっと手を握った。
「ごめんなさい、ジョングクさん。私がまだ至らないばかりに…」
料理を出している間も、彼女は他のメンバーとも話が弾んでおり、この短時間で皆の人気者となっていた。
JK「ううん、俺こそわがままを言ってごめんなさい…その代わりにって言ったら変だけど、一緒に飲まない?」
今度は俺が、彼女を独り占めする番だからと、少し積極的に誘ってみた。
JM「グギ、やるね〜。Aちゃんも、このテーブルに来て落ち着いたら?ここ二人しかいなくて寂しいし、あそこの人たちはいい感じに酔っ払ってるしね」
向こうの席では、ナムジュンとソクジンとユンギがなんだか首脳会談的なことをやっているし、一方でテヒョンとホソクは潰れたマネヒョンで遊んで爆笑している。
まあ、見慣れた光景ではあるがあそこに彼女を放り込むわけにもいかないので。
「わかりました。ちょうどおつまみも用意しようと思っていたので、すぐに来ますね!」
Aが嬉しそうに笑ったので、俺は思わず彼女の頭を撫でた。
JK「ありがとう。楽しみにしてるね」
彼女は少し目を見開いたが、頬を赤らめ軽く会釈をして席を離れていった。
JM「なにあれ、めっちゃ可愛いんだけど。」
JK「ヒョン、同感です。」
庇護欲を掻き立てるようだと、俺たちは共感したことに乾杯した。
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あーちゃん(プロフ) - とりま最高 (2019年10月10日 16時) (レス) id: 578ed0c715 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 愛(サランさん» ありがとうございますm(_ _)m 次回作もお楽しみに…笑。 (2019年3月21日 16時) (レス) id: 6fb3a64d96 (このIDを非表示/違反報告)
愛(サラン(プロフ) - お、おわり、、 めちゃくちゃ面白かったです!ありがとうございました!次もあるなら待ってます!お疲れ様でした (2019年3月21日 14時) (レス) id: bbbfbb5774 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 凄い面白いです!更新頑張って下さい! (2018年12月17日 15時) (レス) id: e9fb8ac079 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ちあさん» ありがとうございます。頑張ります♪ (2018年12月6日 14時) (レス) id: 62b0c80745 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき | 作成日時:2018年9月14日 15時